癒し油

おめでとうございます?イルカてんてーご降臨祭り粗品第2号でございますよ。

ご注意:変態成分大目につき、自己責任で閲覧なさってください…。あと無駄にマニアックで、エロイ様な気が (あくまで当サイト比)…?苦手な方は引き返すことをお勧めします。ちょいと内容がアレですが、ほっといてもいいよ とおっしゃっていただけたので、やっぱりドキドキしながら、放置することにしてみました。
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最近なんだか腰が痛む。睡眠時間は以前とかわらないのに、寝たりない感じがするし、 デスクワークが多いせいかちょっとケツまで痛い気がする。
…ひょっとして…もう、年なんだろうか…。
(認めたくねぇ!)
最近残業はしても、全く忍らしい仕事もしていない。担任も今年から外れたので、アカデミーでの事務仕事も増えた。 そのため、めっきり体力が落ちたような気がする。
…イルカは認めたくない現実と戦うために、とりあえず鍛錬を増やしてみることにした。
*****
早速向かった演習場で、イルカは実戦により近い鍛錬をすべく、トラップを使用した鍛錬を始めていた。
鍛錬はやはり正解だったようで、体の不調は動かしている内に気にならなくなってきていた。
(やっぱり鍛錬不足だったんだよ。)
身体を動かすと、鈍っていた筋肉が動きやすように感じられ、わずかな時間だが、明らかに鍛錬前より動きが良くなった。 思ったより、体力が落ちていないことに、ほっとしながらも、イルカは鍛錬を続けた。
仕掛けたトラップを避けながら、今度は起爆札でも使ってみようかと考えていたところ、側の茂みがガサッと音を立てた。
「…ッ!」
とっさに避けた。
…つもりだったが、腰に痛みが走り、足を滑らせてしまった。
(ヤバイっ!)
目前に迫る木の幹を避けることができず、頭から火花が散り、…そしてそのまま視界が白くなっていった。
(あーおれってばかー。…いちおうちゅうにんなのに…。)
イルカが意識を保っていられたのは、そこまでだった。

*****
暖かい。腕?やさしい。断片的なイメージが頭をちらつく。昔々に失った暖かい腕。…でもこんなに力強かっただろうか?
(きもちいいな。)
ふっと意識が浮上した。
慌てて起き上がろうとするが、めまいがする。視界が揺らぐのをこらえながら周囲を見回すと、見慣れない部屋のベッドに 横たわっていることに気が付いた。
「え…?ここ…。」
イルカが驚いていると、やわらかい声が届いた。
「イルカ先生。目覚めましたね。」
目の前にいたのは、カカシだった。気になっていた生徒を下忍として引き受けてもらったのを契機に、ときどき受付で話す様 になった。気さくで、実力のある上忍だが、実はあまり交流はない。
「あの、ここ。」
「ああ俺の家です。」
「すみません!ご迷惑を!」
(あのあったかい腕はきのせいじゃなかったのか…。)
イルカは焦った。
「すみません。ホントにすみません。ご迷惑を…」
イルカは米搗きバッタのように高速で頭を下げた。
しかしカカシはそれを気にも留めない様子で、のったりと言った。
「あー俺のせいもあるし。でもたまたま通りかかったから良かったけど、なんかあったらどうするのよ。 気をつけてくださいね。で、どうしたんですか今日は。」
こちらの体のことまで気遣ってくれる。流石上忍だ。
「いや恥ずかしながら最近鍛錬不足の様でして、鍛えなおそうかと。」
(老化防止なんていえるか!)
そもそもこの上忍が来たことは原因の一端かもしれないが、もともと鍛錬中に気絶するなど中忍にはあるまじき失敗だ。
アカデミー教師になる前、戦忍だったときには何日も眠らずに戦場を駆けたものだったが、完全に実力が落ちている。
イルカは改めて凹んだ。
「ふーんでもそんなふうには見えないけど。」
イルカの全身を眺めながら、カカシはベッドに腰掛けた。
「はは。ありがとうございます。」
(下手ななぐさめはいらねぇよ。上忍にいわれたらかえって凹むわ!)
カカシの実力を知っている身としては、なかなか素直に受け取りにくい。
「いやいや、さっき手当てしたとき体見ちゃいましたけど、しっかりしてますよねー。」
凹んでいるイルカに、カカシがいたずらっぽくいった。
(み・ら・れ・た…。里の誉れの上忍に俺のダルダルボディを…。しにたい。)
あの程度の鍛錬で息切れしていた上に、腰の痛みがあったとはいえ、あろうことか頭から木に突っ込んだのだ。 後悔しても仕切れない。この上忍から見たら、どれだけなまっているか分かってしまっただろう。
「で、なんでまた、鍛錬不足とおもったんですか?どっちかっていうと過労が原因っぽく見えるけど」
カカシは笑顔を崩さない。かえって気にするこっちが悪いかのようだ。
(…ここまでみられちゃさっさと白状してこの上忍にアドバイス貰った方が…)
イルカは正直に言ってしまうことにした。そもそも実力ある上忍への隠し事は難しい。常に真っ直ぐ一直線なガイは別だが。
「あのですね、ここのところ仕事の量の割りに疲れがとれなくてですね。…はは年ですかねぇ。」
(自分で言ってて凹むなー…)
「そんなことないんじゃないですか。…時にイルカ先生、恋人はいますか?」
「へっ?いやそのいません。…もてないもんで。」
(なんなんだこの上忍は。モテモテらしいからって、他人もそうだと思うなよ!大体何の関係があるんだ。)
「そんな顔しなーいの。だから、恋人がいないってことは、いろいろあるでしょ。さみしいとか。 それが原因だったりしない?」
「いえおれそっち関係淡白っていうか、最近全くといっていいほどそういうのがないんで。モテないといいますか…。 …やっぱ年なんですかね。」
(まだ若いつもりでいたが、じつは枯れ枯れだったのか、俺…。ナルトにもおっさんくせぇってばよっていわれるしなぁ。 あきらめて仕事減らすか、…むしろ隠居した方がいいんだろうか。)
だんだんと暗い方向へ思考が傾いていく。第一目の前の相手がいけない。モテるのに特定の相手がいないだの、 切った相手はコピーした技の数より多いだの。その上、忍としての腕もピカイチ。劣等感を感じるなというほうが無理 というものだ。
「イルカ先生は、気付いてないだけなんじゃない。…俺でよかったら協力しますよ。」
心配そうにカカシが言う。
「お気持ちだけ頂いておきます。…ご迷惑をおかけしました。失礼します。」
この上忍なら確かに女性の知り合いが多そうだが、明らかに身分違いの相手になるだろう。カカシ狙いで近づいた女性に 恨まれるのは勘弁してもらいたい。大体この上忍と自分は立場というものが違う。
自分と同じつもりでイルカにもすぐ恋人ができると考えていそうだが、給料も安く、仕事も忙しい。 任務にあまり出ない分死に難いというのが唯一の利点という中忍に、そう簡単に恋人はできないのだ。
だんだん惨めな気分になってきたイルカは、ここから帰ったら、受付だけでもやめさせてもらえるようにしようと決めた。
(仕事に影響が出たらまずいし。いっそのこと隠居の件も、火影様に相談してみようかなぁ。)
「うーん。やりすぎちゃってたかなぁ。」
「はい?」
「ねぇイルカ先生。よく効くリラックス法があるんです。それだけでも試していってくれませんか。」
「いえ、ご迷惑でしょうし。」
上忍のリラックス法には興味があったが、これ以上迷惑はかけられない。
「このままイルカ先生を帰しちゃって、また同じことあったら心配だし、血行が悪くて疲れやすくなってこともあると おもいますよー。デスクワーク多いんでしょ。ね。お願い。俺を安心させてよ。」
「はぁ」
(いくら知り合いとはいえ、上忍に頭下げさせるのはまずいよな。)
「じゃあ、その、すみません。お願いします。」
「ん。じゃ、まず風呂入ってきてください。あ、頭は治療しておきましたから。」
「はあ。」
妙に強引というかなんというか。逆らいにくい空気に負けて、うっかり同意してしまったが、早まったかもしれないと 思いながら、イルカはおとなしく風呂に入った。
(まぁ相手は上忍だといってもナルトの上忍師だし、もしかしてナルトのために気を使ってくれてるのかも…。 それならむしろ徹底的に治してもらったほうがいいよな。)
そうと決まれば、手早く支度を済ませようと決め、イルカは風呂上りに言われたとおり手渡された浴衣を着て、 さっさと寝室に向かった。
寝室に戻ると、不思議な薫が漂っていた。
「これは…?」
「あ、イルカ先生上がった?これはね、薬草が入った油です。オイルマッサージってやつをやろうかとおもうんですよ。」
カカシがなにやら小瓶に入った液体を見せてくれた。
「お、おいるまっさーじ。」
 聞きなれない言葉だ。…こんなところまで上忍との差を感じる。モテない理由を階級のせいだけにして、 逃げていたのかもしれない。今後は、もっと新しいことに敏感になろうと決めた。
「あ、知りませんか?リラックスできる薬草の入った油をつかって、マッサージするんです。」
 無知を指摘されてイルカはちょっぴり傷ついたが、こんなことでめげていてはだめだ。 このまま枯れ切ってしまうかもしれない。
(いっそのこと、今日習ったことを全部覚えて帰ろう。)
イルカは決意も新たに、その小瓶を手に取った。
「へーいいにおいですね。」
ほのかに甘いような香りで、確かにリラックス効果がありそうだ。
(あれ?でも最近よく夢の中で似た匂い嗅いでるような気がするな。…無意識に癒しを求めてたとか? どんだけ疲れてるんだよ俺…。いや、ひょっとして予知夢とか???)
イルカは感心しながら小瓶を眺めた。小瓶に集中しているイルカに、カカシがサラッと言った。
「そこに横になってください。あ。服は脱いでね。」
「う。」
(脱ぐ。脱ぐということはこの微妙なラインの体をさらすということか…。)
イルカは逡巡した。
「さっき全部見ちゃいましたよ。男同士で気にすることないでしょ。」
(そうだった、みられちゃってたんだった。…まあ温泉にいったとおもって。)
イルカはそっと浴衣の帯を解いた。カカシの視線が妙に絡みつく。男の癖にもたもたして、 上忍を待たせているのだから当然か?もしかするとあまりにも鍛錬不足な身体を見てあきれているのだろうか。
(…単なる自意識過剰だ。きっと。)
さっと諸肌を脱ぐとそっとカカシが近づいてきた。
「イルカせんせ。」
妙に舌足らずに、しかも耳元で囁かれ、ぞわっとした。
「はい、すぐ脱ぎます今すぐ脱ぎますすみません!!!」
覚悟を決めて一気に脱ぐ。カカシがなぜかため息をついた。あきれられてしまっただろうか?不安に思ったイルカだったが、 カカシは何事もなかったかのように、ベッドにうつぶせになるようにいった。
慌ててイルカが横たわると、カカシはそっとタオルを腰にかけてくれた。
(そうだよな。野郎のケツ晒すなんてやっぱり間違ってるよな…!)
露出の多さに密かに焦っていたイルカはほっとした。タオルが小さいため、僅かしか隠せず、しかもなぜか上忍の家にある にしては、新聞屋がお歳暮で配るような薄っぺらい代物で、かなり心もとないが、少しとはいえ、一番気になる腰周りを隠せる。
「じゃ、ちょっと失礼しマース。」
「うひゃ!」
背中に何か液体をかけられた。温かい。
(そうかさっきの油か!)
イルカは慌てふためいた自分が恥ずかしくなった。どうも先ほどの油を塗って、マッサージするらしい。
「ん?びっくりしました?これからこの油を使って、マッサージしていきますから、力抜いててくださいねー。」
そういうと、カカシはやさしくマッサージを始めた。
最初は肩から。こってますねーなどといいながら、揉み解してくれる。気付かない内にかなり疲れがたまっていたようだ。 血行がよくなって、頭がはっきりしていくのが感じられる。
(気持ちいいなぁ…。自分でやるのは無理そうだけど、どこかマッサージの専門の店にいけばやってくれないかなぁ。)
すっかりリラックスしたイルカは、段々眠気まで覚えてきた。
(ずっとやっててもらいたくなるなぁ。このまま寝ちゃいそうだ。)
のんびりとそう思っているとカカシが話しかけてきた。
「んー。ホントにこってますねぇ。これじゃ大変だったでしょう。」
「はい。そうだったみたいです。いやーきもちいいです。」
上忍にこんなことをさせるのは気が引けるが、原因が分かったので、次からは自分で気をつければよいことだ。 コリが原因ならそれこそ温泉にいったり、おいるまっさーじ?をやってくれるところでも探せばいい。
デスクワークばかりの生活を少し見直して、任務に出るのもいいかもしれない。
そんなことを考えていると、カカシの手がそっと腰に向かった。そっと腰骨の辺りをなでる。 油をまとった手のひらになでられて、思わず変な声が出てしまった。
「んっ!」
(何だちょっと待て今の。俺の声か?)
鼻にこもった声が出てしまいイルカは慌てた。マッサージの際に出して良い声ではない。
「どうしました。」
カカシも不思議そうに聞いてくる。
「いえっなんでもないです。」
イルカは慌てて否定した。
(平常心、平常心!!!)
冷や汗を流しながら何度も心の中で唱える。
「そ。良かった。気持ちよかったら寝てても大丈夫ですよー。」
のんきなその声が返ってイルカに焦りを生んだ。厚意でやってもらっているのに、気持ちの悪い声をだすなど、 変態以外の何者でもない。
(早く終われ!)
イルカは、先ほどとは打って変わって、マッサージが早く終わることを祈った。
というのも先ほどから腰のマッサージに移ったのだが、妙に気持ちのいいところばかり触られるのだ。 腰骨をそっとたどり、背中をなで上げる。ずっと座っているとおしりもこるんですよーなどといいながら、 しりまで揉み解され、思わず上がりそうになる声を必死にかみ殺した。
先ほどまでとは気持ちいいの意味が違う。気のせいか、肩よりも長くしつこく揉み解されている気がする。 そのたびに「あっ。」とか「うぅ。」などと気色の悪い声を上げてしまい、カカシにばれてしまうのでは ないかと冷や汗がとまらない。
必死に耐えたが、このまま永遠に続くのではないかとだんだん恐ろしくなってきたとき、カカシの手が止まった。
「ハイおしまい。」
待ちに待った終了だ。
(ふうこれで開放される。さっさと逃げよう!)
やっと開放されるのだと、イルカはホッとした。
しかし、次の瞬間にはまた真っ青になった。
「じゃ、次仰向けになって。」
カカシがこともなげにそう言ったからだ。
仰向けはまずい。じつは、別のところまで元気になってしまったのだ。先ほどから、妙にイルカのつぼを心得た マッサージを繰り返され、気持ちよすぎて股間のモノが変化してしまっていた。このまま起き上がって仰向けになれば いろいろと元気になりすぎた己をさらすことになる。
(このままでは変態確定…!逃げよう!!!)
イルカはさっと起き上がりさりげなく腰のタオル巻いて逃げようとした。
「いやーもう!十分に!!元気になっちゃいました。ありがとうございます!!!たくさんマッサージして頂いて カカシ先生もお疲れでしょうし、今日はこれで失礼します!!」
一気に言い切って、イルカは腰のタオルを死守しつつ、先ほど脱いだ浴衣を手に取った。
はずだった。
「ホントだ。」
いつの間にか手に握り締めていたはずの浴衣は姿を消し、腰を守ってくれていたはずの薄いタオルも、 カカシの手に握られていた。
しかもカカシは楽しそうにイルカの股間を覗き込んでいる。
「ぎゃー!!!」
イルカは思わず絶叫し、やる気まんまんな危険物を隠そうと、手で股間を押さえてかがみこんだが、 カカシはイルカの脇に手を差し込み、そのまま持ち上げた。全身をさらすことになったイルカは慌てふためいて暴れたが、 気が付くと、起き上がったばかりのベッドにカカシつきで仰向けに倒れこんでいた。
「つらかったでしょ。言ってくれれば良かったのに。でもだいじょうぶ。すぐに楽にしてあげます。 すっきりしますよー。」
イルカは予想外の反応にとっさに動くことができなかった。そのスキにカカシの手によって、オイルがたらされていく。
「いや、結構です。あのすみません。ホントに。帰ります。」
イルカは混乱しながらも必死で断ったが、カカシの手はそっと腹や胸をなでまわし、オイルを塗り広げていく。
「いやー。つやつやですねー。おいしそう。」
カカシが妙なことを言って、一応中忍であるイルカの必死の抵抗を物ともせずに、そこらじゅうを油まみれにしていく。 わき腹をなで上げられ、思わず声が漏れる。声をこらえているスキをついて、首筋にまで油を塗りたくられ、 全身から甘い香りが立ち上る。
いくら厚意でもこれ以上は耐えられない。イルカは、このままでは更に醜態をさらすことになると、涙ぐみながら言った。
「すみませんあの本当にもう結構です。ありがとうございました。」
(情けないがもう限界だ!)
「あーそうですかー。でももうちょっとだし。」
イルカが必死に言っているのに、カカシは全く動じていない。上忍ともなれば、目の前に勃起した男がいようが、 その男が油まみれで涙目だろうが、そんなことも気にしなくなるのだろうか。
(理解できん!)
イルカは頭が真っ白になるのを感じた。
そんなイルカを見て、カカシも多少は動じたのか、少し困った顔をして、頭をポリポリとかきながら言った。
「んー、すみません。でも、もう無理かなー。」
全く意味が分からない。
「あ、でも気持ちいいことだけは保障します。だいじょぶです。」
カカシは嬉々として、胡散臭い商人のようなことを言いながら、イルカの足を掬い上げた。
「ここも。ほら。気持ちいいでしょ。」
そういいながら、カカシはするりとイルカのしりをなで上げ、とんでもない所に指を突っ込んできた。
「うぎゃー!!!」
イルカは驚きのあまり再び悲鳴をあげて暴れたが、そのたびに体の中の異物を感じて、身を震るわせた。 そんなイルカをカカシは片手で軽くいなし、相変わらず楽しそうに微笑みながら中の指を動かした。
「あーだいじょぶですよー。ほら、ここ。」
中の一点をカカシの指が擦った。その瞬間、
「やっ。」
股間に強烈な刺激が走った。イルカが震えて動けないのをいいことに、カカシは中を弄り回す。
中から走る感覚に半ばパニックになっているイルカに口づけながら、カカシは嬉しそうに言った。
「もう。大丈夫。かな?やー、しっかり揉み解しといた甲斐がありましたね!もうとろとろ。」
やっとイルカを脅かしていた、カカシの指が出て行ったと思ったら、すぐにもっとずっと熱くて大きな ものが入り込んできた。
「あっあっ…。やっ。も、だめ。」
ゆっくりと中に入り込んでくるものが恐ろしくて、イルカは必死で抗ったが、カカシはその拒絶を かえって嬉しそうに見つめながら、じりじりと腰を進めてくる。全て収めると、ゆっくりと腰を突き上げ始めた。
「ん。ぬるぬる。きもちい。」
カカシは満足げに好き勝手やってくれているが、イルカの方は中の一点を執拗にがこすられるたびに、 得体の知れない快感が走るので、もはや正気が保てそうもない。
「あっ、んん。――っ!」
油で滑って体が逃げるのに、カカシは楽しそうに、イルカを撫で回しながら拘束する。
どう足掻いても逃げられず、強制的な快感に、先ほどのマッサージですでに限界が近づいていたイルカは耐え切れず、 欲望を吐き出してしまった。イルカの吐精を見届けると、カカシも小さく呻いてイルカの中に大量の熱液を放出した。
強烈な快感と脱力感に苛まれ、ぐったりしているイルカに口づけて、カカシは鬼畜なことをいった。
「かわいいなー。…もっと。ね。」
カカシが言い終わると同時に、再びカカシのなえない陰茎が、イルカの中で再び動き出した。
…その後も何度目になるかもわからない位、カカシの白濁を注ぎ込まれ、イルカは意識が沈んでいくのを感じた。
*****
「うぅー。」
腰が痛い。だるい。なんだったんだ。イルカが混乱していると、カカシが嬉しそうに言った。 「気持ちよかったでしょ。いやーこれでイルカ先生は俺のものですね。長かったなぁ。」
「はぁ?!」
何が長かったのだろうか?俺のものって???
「イルカ先生鈍いから、まともなアプローチはあきらめて、とりあえず体から落とそうと思って、 毎日こっそり幻術かけてイルカ先生のイイ所探しを。」
目の前の上忍は、今何かとんでもないことを言ったような。
「うぇええ?って!あんたなんてことしてるんですか!」
いつの間に!
「えーでもちゃんとやったのは今日がはじめてですよー。中には出してなかったし。いつもはこすりあいっことか、 口とか、指とか…。泣きながら一生懸命腰ゆすってるイルカ先生はかわいかったですよー。」
「ぎゃー!」
破廉恥なことばがポンポンと飛び出してくる。…イチャパラマニアってホントだったのか。
「これからも気持ちよくしてあげますから安心してくださいねー。」
嬉しそうな上忍がニコニコと笑いながら、いつの間にかさっぱりしているイルカの体を撫で回す。
もう脳の機能は完全に停止状態だ。
「あいしちゃってますからねー。俺はイルカ先生の下僕です。いつでもご奉仕します。」
幸せそうな上忍に抱きしめられながら、イルカはいつの間にかできてしまった自称下僕に、 今後も好き勝手されてしまうのではないかという確信に恐怖したのだった。


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変態上忍油地獄……ごめんなさい…。
無理に読んだ方は、早急に記憶から消去することをお勧めします。
それにしても、よくこんなところに気がつきましたね。
努力の対価が、こんな粗品ですみませんです。

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