電柱はしゃべりません。（毒暗部）

「どうせ俺はー！ひとりーだー！」
「…あーあ。酔っ払っちゃって…。クリスマス一人にしちゃったのがまずかったか。イベント好きだもんねぇ？」
「どうして俺には彼女が…。そもそもどうしてこんなことに！？うー…じぐるべるー！鐘よ鳴れー！！！」
「電柱は返事しないと思うなぁ。…イイじゃない。俺がいるんだし。」
「いや、気持ちイイんだけどそれはどうだよ！？」
「もちろん下半身も満足させる自信あるよ？」
「ななな！なんてこといいやがる！」
「それにしても…おいしそうだね。今日は一段と。」
「ほえ！？やうっ！」
「酒入ってても感度いいんだ…。うん。決めた。」
「は？」
「今日はお外でやっちゃおうか！」
「へ？なっや、ぁあっ！」
「ちゃんと勃ってるね。ね、もっと…？」
「あっ！んぅ…ふあっ！ん…も、っと…。」
「はいはい。じゃ、さっそく！」
*****
「はれ？ここはどこ？」
「んー？お外でいちゃいちゃして、お家に帰って来ていちゃいちゃして、それからお風呂はいってるとこ。」
「あったかい…え！？何だこの状況！？」
「あ、正気に戻っちゃった？」
「ぎゃあああああ！なんだこれ！？」
「酔っ払っててもかわいかったよ？…イルカ…。」
「やっちょっ！さわんなぁ！」
「はいはい。今度こっち。」
「わー！！！」
「メリークリスマスってことで！」
「なんでだー！！！」

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クリスマスに任務が入って、カカシにも入って、なんとなく凹んで一人で酒飲んで酔っ払ってたら、帰宅途中に襲われましたとさ。
という、割りと悲惨なクリスマスを過ごしたイルカの話。
その影には後輩の犠牲があったりなかったり…？