春の病3(適当)


これの続き。

「なんだよ!ばーかばーか!カカシのばーか!」
「イルカ…だから、その…!」
「…なんだよ。俺だってもう下忍だし、家だって探せる!…お前がそんなに隠さなきゃいけないことがあるんなら、俺はここを出てくから!」
「なんで!」
「…ずーっとだよな。そうやって任務に行くって言うくせに、なんかこそこそして…」
「その、それは…!」
「丸薬とか…!なんかこそこそ隠れてやってるの知ってるんだぞ…!」
「それは、任務で…」
「ウソツキ!ばーかばーか!カカシのあんぽんたん!…もう知らねぇ!」
「わっ…え、ウソ…!」
「おい。追いかけるなら今だぞ」
「…だって…!言える訳ないじゃん!」
「うだうだいうな!いいのか?本気だぞあいつ」
「…ひげくまばかくそはげ」
「ああうるせぇ!ガキかてめぇは!とっとと…」
「任務行くのちょっと待ってて。…後、頼んだ」
「…おう。もう泣かせんじゃねぇぞ」
「ん。…ごめん」
「てめぇが殊勝な顔するなんざ槍でも降りそうだな?」
「ひげクマ、今度姉さんの好きな酒やる」
「な、なんだよ?どうした?」
「イルカには、言わないで」
「…あーあー。とっとと言っちまった方がいいと思うけどなぁ?」
「言えないでしょ…。性欲減退剤飲んでますって?でも素のまんまで押さえられるほど弱くない」
「上忍だろ?性欲ぐらいなんとかしろよ…」
「無理。…イルカだけはね」
「あーあー…。まあ、あれだ。…とりあえず謝ってこいよ」
「あー!?ひげクマにかまってたせいで!イルカ!待って…!」
「ったく!めんどくせぇ!」
*****
「イルカ…!やっと追いついた…!」
「離せバカカカシ!離せよ…!」
「泣かないで…?」
「泣かせてんのはだれだよ!」
「俺、だよね。…ごめん」
「あやまんな!どうせ言わない気だろ!なんだよ…どうして隠すんだよ…!」
「う…っ!そ、その、それは…!」
「病気なら黙ってないで言ってくれれば…!」
「へ?」
「稼ぎはそんなにないけど、看病くらいはできるのに!俺がいるから無理するんなら出てくから…!」
「あー…えーっとね?」
「なんだよ!大体薄着過ぎるんだよその服!もっとあったかくしなと風邪引くって母ちゃんが昔よく…!」
「えーっと。…そ、そうそう!これ、ね。耐性つけるために飲んでるの。毒っていえば毒だからあんまり大っぴらに飲むとイルカが心配すると思って」
「え!?」
「だから、大丈夫。病気じゃないよ?」
「心配かけるなばかぁ!」
「ってて!ごめん」
「…なんだよもう!バカカシ!」
「かえろ?」
「ご飯当番これから1週間カカシだからな!」
「ん。りょーかい」
「…具合悪かったらすぐ言えよ?」
「うん。ありがと」
「…俺は帰る!任務、怪我とかしたら承知しないからな!」
「うん…!」


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適当ー!
既にバカップル。カカチは必死というコトで。
ではではー!なにかご意見ご感想等ございましたら、お知らせくださいませ!

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