プール(教えて妖精さん!)


「えへへ…!」
「ただいま。随分楽しそうだけど…?」
「あ!カカシさんお帰りなさい!」
「それ、どうしたの?」
「紅先生から頂いたんです!任務がプールのお掃除だったから、お礼に貰ったらしいんですけど…なんだか今水着になるとよくないことがあるらしいんです!」
「あー…そういやあのウワバミ最近太ったってぼやいてたか…」
「このペア割引券、もったいないから使ってって言って下さったので…あの!カカシさんも水着を着るとよくないことがあるんですか…?それとも紅先生は魔女だから…?」
「ああ別にないから大丈夫。顔はまあ適当に隠せばいいし」
「よかったぁ…!あの、だったらこれで一緒にお出かけしませんか?」
「んー?そうねぇ…」
「駄目、ですか…?アカデミーでプールの授業はあるけど、それだと一緒に泳げないから…」
「別にいいよ。いつにする?」
「わぁ!ホントですか!やったぁ!えっとえっと…!あ!今週末は?大丈夫ですか?」
「そうね。何とかしとく」
「折角の割引券だから、いっぱい遊びましょうね!」
「そうね。色々…水着ってのは悪くないか…」
「流れるプールっていうのがあって、すっごく楽しいって!でもお掃除は大変だったみたいですけど」
「ま、そうだろうね。コレ、結構広そうだし。犬には塩素はきついだろうし」
「どれがいいかなぁ!この波がでるっていうのも面白そうだし…!」
「考えといてね?俺も色々用意しとく」
「はい!えへへ…!楽しみだなぁ…!」
「プール、ねぇ…?…とりあえず幻術適当にかけとけばいいかなー?」
*****
「刺青禁止…!?」
「あ、ソレだいじょぶだから。ほら」
「あ!見えない!」
「消しといたから」
「凄い…!刺青って消せるんですね!」
「あー…まあ、そうね。俺はトクベツかなー?」
「妖精さんって何でもできるんだなぁ…!凄いです!これでいっしょに泳げます!ロッカーは…これでいいか!んしょ…」
「俺もイルカも忍なんだけどねぇ…。あ、やっぱり見えちゃうか」
「え?」
「これ、ほら」
「ん…っ!…え?あー!?痕、ついてる…」
「それだけ真っ赤になってれば分からないかもしれないけど。ま、一応幻術掛けとくから」
「え、えっと…!お願いします…」
「じゃ、とりあえず、あそぼ?」
「はい!」
「…遊び疲れた頃見計らって…ま、それなりに楽しもうかな?」

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妖精さんは…まあいろいろ企むというコトで!
ではでは!ご意見ご感想など御気軽にどうぞ!

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