木の芽時2

ご要望をいただけたのでうっかり追加してみちゃいます!
これの続き。


「直るんだよな…?絶対だな?あと修理費用はアンタ持ちだぞ!」
「そうね。別にいいけど」
「くっそう!上忍には実力と金はあるけど、反比例して常識が無いって言うのはホントだったのか…!?」
「あ、上忍って何で分かったの?やっぱり愛?」
「そんな訳あるかー!…うぅ…実力差とか絶対に言いたくねぇ…!」
「あのー!せんぱーい!えーっと。ここ、ですよね…?」
「ああ、来たみたい。ほら上がって」
「ナニ自分の家みたいな言い方してるんだ!勝手に許可だすな!」
「いいじゃない。早く直さないとでしょ?」
「うぅ…っ!まあそうなんだけど!どうせ今日中に直せる訳ないんだし…」
「直せるよー?」
「ええ!?ホントか!」
「お邪魔しまーす。あ、こちらが誤って家の屋根を崩壊させたっていう…先輩の恋人さんですか?始めまして!あれ?でも男…!?」
「そうそう。お茶目なのよねー?うっかりっていうかしっかり屋根とか色々壊しちゃったの。直せるよね?」
「だー!?なんだそれ!?俺は別に恋人じゃないし、水遁使ったのは自己防衛のために止むを得なくだな…!」
「…あのー…?この方の言ってる事は…」
「照れてるんじゃない?で、どう?」
「…まあ何とか出来ますよ。でも僕、任務明けなのでチャクラが…」
「流石は俺の認めた部下だねぇ。じゃ、早速お願いね?」
「は、はい!…なんか、踊らされてる気がするけどいつものことだもんね…」
「ちょ、ちょっとまて!?なんで印なんか…!」
「え?だって直すんでしょ?」
「直すって…そういえばこの人どっからどうみても大工じゃなくて暗部…!?」
「…先輩、後で事情説明してあげてくださいね?」
「んー?ま、おいおいね。…それより、ちょっと…」
「え?…はぁ。ああ、なるほど。でもいいんですか?…えーっと。ああ、そうですか。できなくはないですけど…あー。まあそうですね。先輩の財力なら多少はみしても土地くらい…」
「そこ!なにをこそこそやってるんだ!説明しろ!ここは俺んちだぞ!ぼろいけど!」
「二人の愛の巣になるからねー?色々…」
「お、おい!?なんで掴むんだ?離せー!」
「危ないでしょ?…これくらい離れれば大丈夫かなー?いいよーテンゾウ!」
「わー!?先輩!名前呼ばないで下さいよ!その人正規部隊の人じゃないですか!」
「ま、いいから。やって」
「…はぁ…。じゃ、行きますよ?四柱家の術!」
「へ?わっわっ!?なんだ!?木!?生えてきたぞ!?」
「どうですか?先輩」
「ん。ま、こんなものかな?ありがとね」
「いえ!…では、僕はこれで」
「すごい…!直ってる…!…え?あれ?でもなんか…!?」
「部屋増やしちゃった。いいでしょ?こういう感じも」
「勝手なマネを!…でもまあ、今更あの人に戻って着てもらうのも悪いしなー…。お前先輩って呼ばれてたけど、後輩に無理させるなよ!なんかあからさまに疲れてたぞ!」
「ま、修行になるし?それより寝よ?」
「俺は寝る。だが…あんたは出てけ!」
「えー?でもほら、もう狭くないでしょ」
「わー?!ベッドが!なんかでかいし!」
「ささ、一緒に…」
「出てけっていってるだろうがー!」


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なんだかご要望をいただけたのでこそっと増やしておきます。
いつの間にか風呂がヒノキになってたので追い出せなくなっちゃったりするといいかな!←鬼。
ではではー!ご意見、ご感想などお気軽にどうぞー!


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