お手手つないで夜道を行けば(天然中忍奮闘記―日常 変 ―)

俺が残業を終えてお家へとぼとぼと歩いていたときのことです。
今日はカカシさんが任務でいないので、何だか気分が落ち込んで、石ころ蹴ったりしながら、くさくさと歩いていました。
すると…いつも通る道の路地裏から、じっとこっちを見つめている誰かがいたのです!
「カカシさん!」
帰還が早まったのでしょう。街灯の明かりでキラキラと輝く銀髪めがけて、俺は大喜びで飛びつきました。
「あ、驚かそうと思ったのにー!でも…ただいま。」
そういって俺をなでてくれるカカシさんの手には、何故かロープと布切れがにぎられていましたが、そんなコトより早くお家に帰って、離れていた時間を 埋めなくては!と俺は決意しました。
「カカシさんカカシさん!早くお家に帰りましょう!」
いつのもの様にカカシさんの手をにぎってにっこり笑うと、カカシさんも笑ってくれました。
「そうですね…帰りましょう…?」
何だか楽しそうなカカシさんの笑顔に、俺も嬉しくなってきました。
暗い夜道でも、カカシさんがいれば怖くなんかありません。
「えへへ!」
俺はお家に帰ってからカカシさんに話す事を考えながら、温かい手をにぎって、お家へ急いだのでした。

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据え膳。…というか変質者???
…つい出来心でやっちまいました…。
まともなモノは書けないのか自分…。

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