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「ご主人様。おかわりー」 「お？もう食ったのか？猫」 「…おかわり、くれないの？」 「わー！？そんなことあるわけないだろ！ほら！いっぱい食え！」 「ん。ありがと」 「まだまだあるから、そんなしょぼくれた顔しなくても大丈夫だぞ？」 「そ？」 「にしても…なんだか最近良く食うなぁ？」 「ま、ちょっとね」 「それにしちゃ太らないし…うらやましいヤツだな！やっぱり上忍は違うのか…？猫の癖に！」 「んー？そういやお腹固いの嫌なんだっけ？」 「た、確かに猫の腹は柔らかそうだから好きだけど、お前の腹はなんか硬いし…いや、そもそもお前猫なのに猫じゃ…！でも腹がぷにぷにだったら楽しいだろうなぁ…！ふわっふわの毛にぷにぷにのお腹…！」 「元々食べても付かないんだよねぇ？」 「く…！俺も鍛錬増やしてもうちょっと…！」 「…駅弁って、いいよね？」 「へ？ああ！美味いよな！売ってるとついつい買っちゃったりするし！」 「ま、今でも余裕なんだけど、回数こなすにはちょっと。…ね？」 「そうだな！お前元々結構食うけど、一杯食えないと数いけないよな！…どっかで駅弁フェアでも開催してるのか？」 「んー？ま、楽しみにしててねー？」 「嫌味か猫！…美味そうだけど、これ以上太ったら流石に生徒に…」 「その辺に関しても協力できるよー」 「なに！もしかして…何か特別な修行とか…？」 「ま、特別っていえば特別かなー？」 「そ、そっか！…うぅ…でも猫に教えを請うとか…！いやでもそもそも猫じゃなくて上忍だし…！」 「油断してるみたいだし…さて、抜かずに何回できるかなー？」 「へ？どうした猫？」 「なんでもない。…ご飯の後はちゃんと俺のこと洗ってよね」 「なんだ？随分甘えただなぁ？かわい…いやその！」 「撫でるのも忘れずにね？」 「お、おう！もちろんだ！…なんだ？妙になつっこいなぁ…へへ！」 「お風呂場よりはベッドだけど、どうせするなら外がいいかなー？」 「なつっこい猫…なんか、たまにはいいな…！」 ********************************************************************************* 猫の日。 甘えてめろめろになった隙を狙う猫の話。 ではではー！ご意見ご感想等御気軽にどうぞ！ |