熱病 感染(適当)

ぬるいながらもエロス注意ー?
「脱いじゃう?」
熱い肌はヒクヒクと引きつるように震え、無意識にかこすり付けられる腰の熱ははちきれそうで。
「ん、ん…っ」
眉を寄せて半ば閉ざされた瞳からこぼれる雫は頬を伝って、舐めとっても後から後からわいてでていく。
苦しそうな呼吸は喘ぎとそう変わらない。
いっそこのまま口づけて半開きの口から覗く舌の上を転がる熱い吐息を捕まえてしまおうか?
「ね、気持ちいい?」
そう問うと、震える体は一瞬だけ固まった。
その肌が酷く赤いのは、羞恥にかそれともこの熱い身体を攻め立てる快感のせいなのか。
たまらなくなって口づけて、すがるように絡み付いてくる舌を味わった。
どこもかしこも熱くどこか甘い身体。
「んっふあ…っ…」
訴えかけるような瞳は欲情でかすんで、当に答えなど出ているのに。
もどかしげにしかめられた眉も、縋る手も、俺を欲しがっているのに、いつだってこの人は決定的な言葉をくれない。
こんなに欲望に流されやすいくせに、絶対に最後までためらいを捨てられない。
ま、それだけじゃないかもしれないけど。
「ん、もう喋れないか」
こんな状態だ。言葉を綴れるほどの意識は残っていないのかもしれない。
禄に耐性もないのにタチの悪い任務なんか引き受けて、一服盛られて帰ってきたくせに。
「はっあぁ…っ!」
「熱い?熱いよねぇ?もうこんなになっちゃって…」
開放を求める体を焦らすのは、きっと相当に辛いだろう。
決定的な刺激を避け、服の上から内股をなで上げるだけでも体を震わせて声を堪えきれないでいる。
でも、反省はしてもらわないといけない。
大事な教え子がどうとか、御託はどうでもいい。
自分が感じやすくて、その真っ直ぐな瞳と同じく欲望にだって素直くせに、最後までそれに抗う。
それがどうしようもなく他人の欲望をあおるってことを理解してもらわないと。
「いぁっ!ん、や…っ」
ズボンの前を寛げ、勢い良く飛び出してきたその熱く猛るモノを弄ってやると、それだけで歓喜したソレはよだれをたらして卑猥な水音を立てた。
耳元で春の猫みたいな声を上げて、喘いで。
…その声もイイ。だけど、今欲しいのは。
「ねぇ。言って?何が欲しいの?」
簡単に情に流される真っ直ぐすぎる人。
でもどこまでも忍らしくないのに、どこまでも忍であろうとする人だ。
そんなこの人に教え子に与えられた任務は、断れなかったはずだ。
…たとえ裏に薄暗い意図があったとわかっていても。
だからって体を張って止めようなんて、許せないんだって分かってもらいたい。
アンタは俺の唯一なんだから。
「カカシ、さ…っ!」
懇願じみた声は俺を呼んでくれた。
ぞくりと背筋を震わせるのは、欲望に染まって尚真っ直ぐに俺を射抜くその瞳。
欲しいのは。俺なのかもしれない。
「上げる。いっぱい上げるから…」
もっと俺のために生きて?
口づけの中に溶けた言葉は、きっと意識に残らなかっただろう。
昂る体に引きずられて、その熱が感染ったように猛る己を埋めて揺さぶって。
その体にしみこませた欲望で、この人が俺だけに染まってしまえばイイと思った。


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てきとー!えろのみにしてみたのでした!
…苦手な方はご注意ー!
ではではー!なにかしら突っ込みやらご感想などございましたら、御気軽にどうぞ!!! …今後もじわっと増えた方がいーい?←寝ぼけながら聞いとこう。

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