らーめん（かぼちゃのてんぷら）

「ナルト…今日ちょっと一緒にらーめん…」
「おう！らーめんならいつでもこいってばよ！」
「らーめんは、美味いよなぁ…相談って言うかなんていうかもあるっていうか…！」
「なぁなぁ！あのおっさん最近見ないけど。ばれても大丈夫なのかってばよ？だいえっとだかなんだかって…」
「うっ！そ、そのだな！」
「イルカ先生もしかしてまたいじめられてんのか！？あのおっさん…」
「違う！違うんだけど！…あの、お前の上忍師って…」
「変だけどすごいんだってばよ！変だけど！」
「…変って…そんなに変なのか！？」
「エロい本いっつも読んでるし、すっげぇ遅刻してくるんだってばよ！いつかはぎゃふん…」
「ナルト。俺は用事ができた。らーめんはまた今度な！」
「えー！ひっさびさにらーめん一緒に食えると思ったのに…！」
「うぅっ！そ、そうだよな！三代目に直訴するのも本人に喧嘩売りに行くのも明日でもいいもんな…！」
「そうだってばよ！らーめん食えばなんとかなるって！」
「ははっ！そうだな！」
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「…で？なーにしてんの？」
「ナルトの上忍師が酷いヤツみたいなんだ。だからじい…三代目に相談するか、それとも一緒俺のトラップ地獄で目に物見せ…る前に、説得を試みるか…！？」
「…敵陣にでも突っ込むのかと思ったじゃない。起爆札に…こっちはなんかのトラップ？」
「うちのかわいいナルトが…あんなに変って言ってたんだぞ！？きっととんでもないに違いない！せめて少しだけでも様子を観察して…」
「で？だからなんでこんなに武器だの何だの…」
「え？見付かって奇襲されたときに備えてだけど？」
「…まあいいんだけどねー。奇襲ったって、里内で元生徒見に来ただけの中忍、いきなり襲わないんじゃない？」
「そ、そうだな…！敵は上忍！狡猾で…！」
「で、それよりも気になることがあるんだけど」
「な、なんだ？今日は別に驚かなかっただろ？」
「うーん？誤魔化せると思ってるのか、それとも動揺しなかったからなのかなぁ？」
「とにかく！俺は忙しいんだ！色々後で…」
「ま、後でってのは賛成かなー？…一楽行ったでしょ？」
「なんでわか…！」
「やっぱりねぇ…？」
「うぅ！しまった！」
「素直すぎるんだからもう。で、らーめん連続して食べちゃだめって言ってあったよねぇ？昨日一緒に食べに行ったじゃない」
「今日は！だってナルトが！ナルトに！」
「あーあ。ナルトばっかりなんだもんね…ま、いいや。ちょーっと今日は覚悟してね？」
「や、やだ…！こないだみたいに…！？」
「ダイエットに協力してあげるだけでしょ？…明日は歩けないと思うけどねー？」
「あぁっ！だ、だめ…！」
「こういうトコもかわいいんだけどね。…ま、そろそろ挨拶でもしちゃいますかね。一応上忍師なんだし」
「あ、や…でちゃう…！」
「いーっぱい出していいよ？だって一杯食べちゃったもんねぇ…？」
「うぅ…！も、もやだぁ…！」
「はぁ…かわいいんだからもう！」

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らぶらぶ。そしてらーめんの威力はいろんな意味ですごかったという…！
そろそろ上忍師デビュー戦な天然黒上忍の明日はどっちだ！？
…天然アホ中忍の明日は多分おいしく…げふんごふん！