トイレットペーパーの怪(いつでも側に…!)

「最近、トイレットペーパーの減りが異常に早いんだ…」
「なんだ?イルカ、腹でも下したのか?」
「ば、ばか!デリケートな話題だろ!?」
「あ!?そ、そうか…あー…その、あれだ。アレのことはその…!」
「違う!なんの話かわからんが、別に俺は痔でもなければ、腐ったもの食ったわけでもない!」
「痔って言うか…なぁ?」
「そうだよなぁ…アレの底知れぬ執着っていうか執念っていうか、愛情なのか…?それに上忍の体力だろ?…イルカ、無理は…」
「だから!違う!何だか良く分からんが多分違う!」
「なんだよ!ならどうしたんだよ!」
「…変態がトイレに篭るんだ…最近…」
「え…?そ、それって…!」
「体調でも悪いのかと思って…だが流石にトイレに踏み込むのは…」
「そ、そりゃそうだな。トイレに入るのは流石に…」
「襲われる可能性が高いだろ?」
「そっちかよ!…まあ、アレならそうだろうなぁ…ど」
「だから絶対に駄犬に引きずり込まれない距離をとってから、様子を観察したんだ」
「様子って…音聞こえるのか!お前の家ってたしかすごい家になったんだろ?」
「…恐らく変態の差し金だ。俺が用足してるといつの間にかヤツが隙間から覗き込んだり音聞いたり…」
「その辺はいいから!…で、アレはトイレで一体何を…?」
「最近変わった柄のトイレットペーパーを買ったんだ。安かったから」
「へー?そういやトイレットペーパーって結構いろんな柄あるよな」
「変な匂い付きのとかもあるけど、俺は普通のが好きだ!」
「お前の好みなんて聞いてねぇよ。…まあ俺はダブル派だけどな!」
「…そうなんだよなー…俺もこだわっておけば…」
「一体何があったんだ?」
「変態がトイレットペーパー見つめてはぁはぁしながら…その、あの…じ、自分で…!」
「皆まで言うな!…おっそろしい…!でもなんでトイレットペーパー?」
「だぁってぇ!イルカ先生に舐めてもらってるみたいで興奮して…!」
「だまれ駄犬!」
「ひい!?」
「で、でたー!?」
「うみの動物シリーズなんて…絶対イルカ先生狙いです!」
「そんな訳あるか!とっとと帰れ!」
「ああん!もっと…!」
「…イルカならなんでもいいんだな…」
「…とりあえず回覧まわさないと…!イルカ柄注意って!」
「ちっ!駄犬が!とにかく俺は…」
「でもぉ…!勿論!嫉妬してくれるイルカ先生の方が比べ物にならないほど愛してます!」
「な、何する気だ!?うぎゃああああ!」
「あ、攫われた」
「原因がいない…平和が一番だな…」
「…そうだな…」


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とりあえず変態さんー…!
うみのおともだちと書いてあると別の妄想ばかりするアホでございます…!
ご意見ご感想など、お気軽にどうぞー!

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