ティータイム(肉食獣のいる生活もしも編)

もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。
黄色い何かが遊びに来ました編。


「うみのを安心させたいんだが…奥方を置いて留守にすることを酷く不安がっていた。やはり俺が任務に出たほうが」
「あははは!それはダメですよー!任務代わってもきっとお嬢さんたちがついてきちゃうし!カカシ君だって可愛そうでしょう?」
「そうだな。…前回はくれぐれも隅々まで確認してくれと頼まれていたが、気がつくといつの間にか」
「もう気配の消し方完璧だし、可愛いし、将来有望ですね!サクモさんに良く懐いてるし!」
「そうなんだ。イルカ君もそうだが、あの子達の俊敏さは素晴しいし、とてもかわいらしい。成長が楽しみだ」
「そうですね!あんなにくっ付いて歩いてるんだし、サクモさんの業とかも覚えちゃうんだろうなぁ。ある意味心配だけど、楽しみですね!あ、コレ頂きますね?」
「ああ、食べてくれ。試作品なんだ」
「俺に教えながら作ってる間に他にも作っちゃうからびっくりしました!うーん!おいしい!自然な甘味でふわっととろけて…!」
「かぼちゃのスフレだ。イルカ君が頑張ってくれているからおやつにしようと思っている」
「ふわとろですよ!きっと大喜びしてくれると思います!…あ、でも…。女の子にはもうちょっと甘い方がいいと思いますか?」
「ああ、そうだな。子どもには最初から味付けを濃くしてはいけないというから、コレは薄味に仕上げてある。普通に作るならこれよりも砂糖を増やした方がいいかもしれない」
「へー!クシナ、結構甘党だしなー?…あ、この間習ったサツマイモのプリンはすっごく好評だったんです!」
「そうか。それはよかった」
「お弁当は大分慣れてきたし、甘いモノはやっぱり反応が凄くいいんですよね…!だから今度はケーキとか…ぱっと見て目を引くようなのも作ってみたいんです!こうガツンと来るのを!」
「そうか。それならこの間カカシが作ったケーキの試作品の写真があったはずだ」
「カカシ君が!凄いなぁ!お父さんが料理上手だと、やっぱりお子さんも上手くなるんですね!手先も器用だし、さっきのトラップも中々でしたよ?」
「そうなんだ。カカシは俺と違って緻密なトラップや術も得意で、物覚えもとてもいい。料理もあっという間に出来るようになって…」
「サクモさんは繊細なのに豪快ですもんね!カカシ君の方がちょっと神経質かなー?」
「神経質…?そうか…俺のせいで苦労ばかりかけているからかもしれないな…」
「えーっと。一部そういう可能性もありますけど、多分違うんじゃないかなぁ?きっと性格ですよ!性格!ほら、俺のこともずーっと警戒してますし!」
「すまない。恐らくイルカ君を守ろうとしているせいだろう。…やはり早く式を挙げてしまった方がいいと思うんだが…」
「そうですね!きっとかわいい花嫁さんになりますよね!」
「イルカ君は顔立ちも愛らしい。それに性格もとても可愛らしいから、ソレに似合うドレスを色々と考案したいと思っている。本番はカカシが作ったドレスになると思うんだが…」
「手縫いの、ドレス…!それ、ステキですね…!」
「妻は自分で縫っていたな。ドレスも、ベールも美しくて…彼女の手が縫い上げていくのをずっと見ていた」
「クシナは縫い物苦手だし…俺が覚えて縫うって手もありますよね…!」
「そうだな。カカシはそうするつもりだし、俺もイルカ君に似合うドレスはカカシが一番分かると思う」
「よおっし!サクモさん!今度、その、ドレスも教えてくださいませんか…!」
「ああ、もちろん。イルカ君の試作品だけでなく、三つ子の分も考えなくてはならないし、練習は必要だから一緒でよければ」
「勿論です!いやったー!…クシナにはどんなのが似合うかなぁ!太ってるとかいうけど、胸が結構あるんですよね…!どんなドレスも似合うだろうなぁ…!」
「そうか。では…デザインから始めよう」
「はい!」
「ああ、そろそろカカシが帰ってくるな」
「そうですね!じゃ、この辺で!」
「では、また」
「はい!これからデートなんです!できたてのうちに食べてもらいたくて…!」
「そうだな。次回はケーキの準備をしておこう。リクエストがあればまた式で」
「ありがとうございます!行ってきますねー!」
「気をつけて。…さて、風呂も用意できたし。奥方が帰る前に食事の仕度もしておかないといけないな」
「ただいまー!父さん!」
「おかえり、カカシ。先に風呂に入ってくるといい」
「…ちっ!アイツまた…!…次はチャクラ検知式だけじゃなくて、簡単で油断しそうなのと組み合わせてみようかな?…ねぇ、イルカは?」
「イルカ君は、三つ子を寝かしつけてそのまま。奥方はうみのを迎えに」
「そっか!じゃ、早くお風呂入って手伝うね!」
「大丈夫だ。ゆっくりしてきなさい。…明日は、俺が任務だから」
「分かってる!仕込みはちょっと多めにしとこうね!」
「そうだな」
「チビたちが起きるまえに用意しないとまた張り付かれちゃうもんね?お風呂入ってきます!」
「子どもの成長はあっという間だな。もっと色々と教えてやりたいが…俺を超える日は近そうだ」


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子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。
茶飲み友達となりつつある上忍師(仮)がいたとかいないとか…。
カカチ少年のトラップ技術はバンバン上がっているというコトで!

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