子危険なリスト(肉食獣のいる生活もしも編)

もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。
もそもそじんわり。


覚書
壱、部屋の改装。ベビーベッドも含む。できれば頑丈な格子をとりつけるべきだろう。
弐、大型オーブンと大鍋を購入する。(奥方と子どもたち用)
参、これから産まれる子のために産着などと併せて、祝いの着物と忍具。(猫じゃらしではうみのの反応が今一つだった。もっと遊べる式を考案すること。)
四、うみのの疲労回復用丸薬を綱手姫から受け取ってくる。
伍、祝いのための新しい術と修行方法の考案。
六、ゆくゆくはカカシとイルカ君のための離れを建造する予定だったのだから、部屋の改装ついでにもう一棟位作ってしまってもいいかもしれない。その方が破壊されても被害が少ない。検討事項とする。
七、イルカ君のウエディングドレスなどの素材も忘れないこと。白無垢も似合うだろうからカカシと相談すること。

「父さん…。あれだけ言ったのにまだ懲りてなかったんだ…。それにドレスはもう俺がデザインしてるのに…!」
「ただいま。カカシ?うみの?」
「あ、やば…!えい!…ふう。これで一応元通りっと!結界張るのも慣れちゃったよ…」
「サクモさんお帰りなさい!」
「お義父さんナイスタイミング!俺も行かないと…!お帰りとうさーん!」
「ああ、ただいま」
「サクモさん…それは?」
「その包み…!またなんか買ってきちゃったんでしょ!まさか…!」
「ああ、うみのこれを」
「あ、はい。開けちゃいますよ?…なんだろなー…怖いって言うか…え?あれ?」
「あ、よかった。案外普通?」
「名前辞典をみかけたんだ。俺の使ったものもあるが、古いものだし、書店で中身を確認したら、大分中身が変わっていたようだったから」
「へ、へー?今はこんな名前もあるのか…!アレ?もう一冊?」
「ああ、そっちは…つい」
「…月間可愛い子猫別冊?…初めて飼う子猫、オマケの名前辞典つきって…!?サクモさん…!?」
「…で、父さん。そっちのは?」
「え!?まさかまた何か…!?」
「ああ、これは奥方に」
「ありがとうございます!でもまだ寝てるからなぁ?」
「…父さん、中身は?」
「そ、そうだ!これ、開けていいですか!?」
「ああ」
「…えーっと?」
「父さん…?」
「昼寝用に。体を冷やすのはよくないから」
「父さん。毛布、もう何枚買ってきちゃってるか覚えてる?」
「サクモさん…うちのは確かに昼寝が好きですが、こんなに毛布ばっかりいりませんよ…?」
「そうか…」
「わー!?落ち込まないで下さいって!…あともうちょっとでいいから冷静になってください…!」
「産まれてから使えばいいかもしれないし!ね?父さん!」
「そうだな」
「でもあれだけあったら産着はもういらないからね?もう売るほどあるから」
「そうです!あとベビー服も…!」
「そ、あれも気合入れすぎだから。確かにどんどん育つだろうけど、成長段階に合わせてっていっても、あれだけあったら流石にもういらないと思うよ?…三人分でも」
「そうか。だが子どもは一般的には服を汚すものだと…カカシは殆ど汚さなかったが」
「カカシ君…そんなに小さい頃から出来すぎじゃないかい!?」
「あの、えーっと。でも代わりにっていうか、術の暴発で家を壊したって聞いたことが…」
「ええ!?」
「大丈夫だ。ちゃんと別棟を建てる準備をしてある」
「凄まじいっていうか…ああでもなー…イルカも春になるとなー…やりかねないっていうか、やんちゃは男の子の特権だからよめになんて…!」
「父さん。でも目が離せない間は俺たちと一緒に住んでた方がいいんじゃない?ほら、俺と父さんのどっちかがいれば赤ちゃんは何とかできるしさ!お義母さんはお義父さんじゃないと無理そうだけど」
「そうか」
「あと家はさ、育ってからでいいと思うんだ!新居のデザインはもう色々考えてあるけどね!」
「そうだな」
「し、新居…?それって…!?」
「ああ、お義父さんたちとも勿論将来的には同居のつもりですよ?でも新婚って言ったらやっぱりしばらくは二人っきりがいいかなって!」
「あああああ!?なんでそんな無駄に計画的なんだー!」
「あと父さん。ウエディングドレスもまだいいよ?俺がじっくりデザインしてるからさ!」
「そうだな。その方がイルカ君も喜ぶだろう」
「ちょっちょっとまって下さい!だからイルカは…」
「ああ。そういえばイルカ君は?」
「ちょっと出かけてくるって!多分日記隠しに行ったのかな?後で探しに行ってくるね!」
「そうか」
「だからその良く分からない習慣は何とかならないんですか…?」
「父さん。あと忍具はまだ早いと思うんだ。産まれてからお義父さんに一緒に選んでもらおうよ!」
「そうか」
「…ああ…なんだかもう…」
「うみの。奥方のことでも色々と疲れているだろう?丁度いいものがある」
「え?なんですか、これ?丸薬…?」
「疲労回復にいいと」
「えっと、じゃあ頂きます…。え、あれ…!?」
「眠くなるかもしれないから、注意してくれ」
「遅かったみたいだね」
「そうだな。では寝かせておこう」
「ご飯仕度はしてあるから、イルカ探しに行ってくるね!父さんにはお茶とおやつ!はい!」
「ありがとう」
「行ってきまーす!」
「…新居は、まだ早かったか。やはり成長段階を見て構造を検討すべきかもしれないな。これも、もう少し後にした方が良さそうか」

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子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。
ふさふさ(大)は何かと暴走しがち。母ちゃんは寝まくり。
ではではー!ご意見ご感想などございましたらお気軽にどうぞー!

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