準備中(肉食獣のいる生活もしも編)

もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。
こそりこそりもそり!


「わ!もう明日じゃない!…買出し行くにしても献立決めないとかな?」
「んー?じいちゃん遊びに来る!ご飯なにがいいかなぁ?」
「んー?そうだね。三代目も結構なお年だから、やっぱりあっさり系かなー?…ま、三代目は結構脂っこいの平気で食べるけどね!」
「では魚を中心にしようか」
「お魚!イルカもお魚好き!肉も!」
「うん!イルカが好きなお刺身も作るよ!お肉も!…あとは煮物だよね!生麩の煮物とか好きじゃない?」
「ああ、そうだな。たしか…感触が何かに似ているから好きだとか」
「…もうあんな年なのに、未だにおっぱい星人ってどうなんだろうなー…?しかも似てるの?アレって。微妙じゃない?」
「おっぱい?母ちゃんのはふにふに!温かい!なまふ?と同じかはわかんない!」
「お義母さんのはいいけど、他の人のは駄目だからね!どうしてもっていうなら、俺が変化して…!」
「う?カカシの頭のふさふさのがいい!ふさふさのふさふさも好きだけど!」
「ありがとう」
「そ、そう?えへへ!…父さんはやっぱりライバルだ…!」
「茶菓子の羊羹はもう出来ているし、後はなにがいいだろうか?」
「父さんの作った料理なら何でも好きだよね。母さんが作ったのも美味しかったけど」
「そう、だな…彼女の料理は…」
「え、えっと!だから、父さんがいっつも作ってくれるのがいいよ!」
「そうか」
「ふさふさのご飯美味しい!でも肉も!食べたい食べたい!」
「そうだな。奥方も肉がいいだろうし」
「沢山作っとかないとね!最近一杯食べてくれるから」
「ああ。そうだな」
「イルカも頑張る!」
「ありがと!」
「さて、そろそろ買い物行こうか!」
「イルカも行くー!」
「では、俺も」
「父さんは待ってて!ほら、まだお義父さんたちが帰ってきてないしさ!」
「だが、荷物が多いなら俺がいたほうがいいだろう。影分身か…あとは忍犬たちに待たせておくか…」
「術は禁止!帰ってきたばっかりじゃない!忍犬は…お義母さんが大変なコトになりそうだから止めた方がイイと思うな?」
「ああ、そうだったな。以前も戦場で呼び出すなり戦うと言って…」
「…そ、そっか。イルカもそうだったけど、お義母さんは問答無用で勝負ふっかけてきそうだから、気をつけるね…?」
「そうか」
「お買い物!カカシとお出かけー!楽しみ楽しみー!」
「材料は俺が見繕ってちゃんと買ってくるから!父さんは、帰ってきたお義父さんをねぎらってあげてね?あとお義母さんにはおやつのカツサンドがあるから!」
「わかった」
「お出かけ!行ってきまぁす!ふさふさじゃあねぇ!」
「ああ、気をつけて」
「これで…二人っきりだ…!」
「カカシと一緒!えへへ!」
「さて、では出汁だけでも用意しておくか」
*****
「よいしょっと!これでいいかな!」
「いっぱいいっぱいお買い物―!」
「楽しかったよね!」
「楽しかった!」
「かわいかったもんなぁ…!魚に目ぇキラキラさせてたり、肉に目ぇキラキラさせてたり…!!!いちいち俺を振り返って感想言ってくれるし!」
「でもお腹減った!」
「あ!そうだね!早く帰って仕度…する前に、ちょっとだけならいいかな!何か食べてく?」
「んっとね!カカシの作ったやつの方が美味しいからおうち帰る!」
「そ、そう?えへへ!ありがと!」
「あ!でも!ふさふさにパンツ買ってく?」
「そうだった…!何かアレ以来良く穿いてるもんね…あのイチゴ柄。せめてもうちょっと普通の探さないと…!」
「父ちゃんがいっつも買ってるのは、ここのお2階のパンツ売り場のヤツ!」
「ちょっとだけ行って見ようか?鮮度が下がらないように結界だけ張ってロッカー入れとけば大丈夫だろうし」
「行く!」
「父さんが穿いてくれそうなのってどんなのかなぁ…?」
「あのね!ふさふさはイチゴが好きだからイチゴ柄のがイイと思う!」
「うーん?イチゴパンツばっかり増えるっていうのも…大体イチゴ柄って早々売ってなさそうな気がするしね。とりあえず見てから考えようか?」
「にゃ!頑張って探す!イチゴパンツ!」
「…イルカが喜んでるからイチゴ柄でもいいかなー?…父さん、イルカに気に入られてるしなー…?」
「う?カカシお腹痛い?カカシもお腹減った?」
「ううん!なんでもないよ!ちょっとだけなんていうか…父さんがうらやましくなっただけ!行こう?」
「行こう行こう!」
*****
「遅い…!一体どこほっつき歩いてるんだ!?」
「うみの。カカシも一緒だから大丈夫だ」
「一緒だからこそ心配なんですよ…!あぁ…イルカー…!父ちゃんのいない間に一線超えたりは…!?むしろ駆け落ちとか…!?」
「万が一の際には、口寄せも発動するようにしてある」
「サクモさん…自分の息子にナニ仕込んでるんですか…!?」
「ああ、使ったことはないが、カカシには、何かあった時に忍犬が呼び出せる術と、俺に式が飛ばせる術を発動させるように術札を渡してある。他には…」
「そ、そうですか…でもそれって、戦場じゃないと意味がないっていうか…!イルカー…!やっぱり迎えに!」
「いや、大丈夫だ」
「へ?」
「ただいまぁ!ふさふさ!あ!父ちゃんいる!」
「ただいま!あ、お義父さんお帰りなさい!お義母さんは?」
「お帰り…!何かあったりは…!?」
「いえ、ちょっと買い物に行ったついでに色々見てきたので!」
「そういえばすごい大荷物だなぁ!カカシ君、イルカ。お疲れ様!」
「ねぇねぇ!父ちゃん!母ちゃんは?」
「あ、母ちゃんはなー…ちょっとなぁ…」
「お土産狩りに行ったの?」
「そうなんだよなぁ…。また山盛りとってきそうで心配だ…!」
「母ちゃんずるいー!…でもいいもん!カカシとご飯作るの頑張るもん!」
「そうだなぁ…イルカも色々できるようになったよなぁ…!」
「えへへ!誉められた!もっと撫でてー…?」
「イルカは凄いんです!お手伝いもだし、買い物でもすっごく可愛かったんです!」
「そ、そっか。…ポイントがなんかずれてるのは遺伝なんだろうなぁ…」
「さてと。じゃ、冷蔵庫に仕舞っちゃおうかな?」
「手伝おう」
「あ、その前に、父さん。これ!」
「紙袋…?開けていいか?」
「うん!勿論!」
「ふさふさにプレゼント!」
「ありがとう。…ああ、この間と同じ形の下着だな。柄がまた変わっているが」
「あのね?ふさふさに似合うと思う!」
「父さんがイチゴ柄のばっかりはいてるからさ!新しいのはこれにしたんだ!」
「手裏剣柄か。面白いな」
「へー?こんなのあるんだなぁ!確かにサクモさんなら何でも着こなせそうだし、きっと似合いますよ!」
「そうか」
「じゃ、仕度してくる!」
「イルカもお手伝いー!あとおやつ食べる!」
「うん!すぐ用意するね!」
「えへへ!」
「良かったですね!サクモさん!」
「ああ。…あんなに小さかったのに。あっという間に子どもは育つものだな」
「そうですよね…イルカもあっという間に…!いやでも、まだよめなんていうのは…!」
「きっと、側にいてやれるのもきっとあっという間だろう」
「いや、カカシ君もイルカもサクモさんにべったりですから!多分、ずっとサクモさんに懐いてると思いますよ!…父ちゃんとしてはちょっと寂しいよイルカ…!」
「そうか…」
「まあ、あの二人が仲良すぎて色々俺も寂しいって言うのは分かりますけどね!」
「そうだな。仲がイイのはいいことだ」
「…普通に友達程度ならいいんだけどなぁ…」
「では、俺も何か手伝ってくる。うみのは休んでいてくれ」
「え!でも…!」
「明日だからな。色々仕度しておかなければ」
「そ、そうだったー!?三代目が来ちゃうんでしたね…!?」
「うみのは、奥方が帰ってきたらこれを」
「あ、おやつですね!わざわざ済みません!」
「いや、カカシが」
「カカシ君…恐ろしいくらい気が回る子ですよね…」
「ああ、妻にそっくりだ」
「…そして愛情一直線ですもんね…。ここまで親子って似るもんなんだなぁ…」
「イルカ君もうみのと、奥方に良く似ている。将来が楽しみだ」
「ありがとう、ございます…何かサクモさんに言われるとそう思えてくるなぁ…!」
「いずれはよき夫婦として里を支えてくれるだろう」
「その辺は色々言いたいこともありますが!?」
「さて、行くか」
「俺も手伝います!あの二人ほっとくより手伝う方が…!」
「そうか。ありがとう」
「将来は未来だもんな…!きっとまだなんとかなる…はずだ…!」

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子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。
ふさふさのパンツはこうしてひっそり増えて行ったりして?
ご感想などございましたらお気軽にどうぞー!

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