もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどんがんがんばりばりさくさくぽりぽりかりかりがりがり勢いあまってアップしておきます。 …どうにも勢い着いてしまったので、夏の間はこれが増えてしまうと覚悟を決めておいて下さい…。 「ふぅ…これで、任務完了。だな。」 「おつかれさまです!うみの隊長!」 「ああ皆もお疲れ様!さあ帰還しよう!」 「あ、あのー…。」 「ん?どうした?負傷者でも出たのか?」 「お前言えよ!」 「なんだよ!言いだしっぺはお前だろ!」 「こら!何やってるんだ!喧嘩しない!…一体どうしたんだ?」 「あの!う、うみの隊長が、その、あの…!」 「ほら、さっさと言う!帰還が遅くなるだろう!…それでなくてもそろそろ危ないのに…!」 「や、やっぱりいいです…。」 「言いかけて途中で止めるんじゃない!気持ち悪いじゃないか!…一体何があったんだ?」 「あのー…うみのさんって、はたけ上忍と仲、いいですよね…?」 「仲がイイというか…まあ、その、普通に友達というかなんというかだな…!」 「囲ってるって、ウソですよね!?」 「は?」 「だ、だって、俺の知り合いが、うみのさんちに伝令に行ったら、割烹着着た白い牙見たって…!」 「あ。」 「やっぱり…!本当なんですか!?」 「違う!ただ、サクモさんにも息子さんがいて、俺のうちの子と仲がいいし、お互い留守が多いから、一緒に住んだほうがってコトになっただけで…!大体俺にはちゃんと嫁さんがいる!」 「…でも、その奥さんと一緒に飯食ってたっていうか、食わせてたっていう話も…!」 「も、もしかして浮気とか…!ダブル不倫してるっていう噂も…!」 「あー…それはだな。今はほら、春だからだな…。」 「遅いー!迎えに来た!」 「うわぁ!」 「ひっ!なんだ!?敵か!」 「やっぱりか…!そろそろやばいと思ってたんだよなー…。間に合わなかったか。」 「ご飯!遊んで!帰ろう?」 「うん。もう帰れるからちょっとだけがまんしてくれな?」 「うん!ちょっとだけねぇ?」 「うみのさん、そそそそそそそれ!」 「俺の嫁。春とか秋の間はちょっとなぁ…まあその、ちょっと特殊な一族の出だから。」 「「そ、そうなんですか…!」」 「ねぇねぇ!早く帰ろう!」 「ああそうだな。…ほら!帰るぞー!お前も、ちょっと抱っこされてなさい。」 「「「はい!!!」」」 「あのねぇ?今日はふさふさがいるから、お肉焼いてくれるって言ってたの。でも、任務が入っちゃったからって…お肉食べたいのに!」 「それは俺たちは忍なんだから仕方がないんだよ?はぁ…サクモさん、すみません…!」 「ああ、食事当番だから問題ない。気にしないでくれ。」 「わー!?サクモさん!こんな所でなにやってるんですか!?任務は!?」 「任務は終わらせた。…ただ、急いではみたが間に合わなくて、奥方が既に迎えに出てしまっていたからな。約束したモノは弁当にして持ってきた。」 「ふさふさ!ありがとう!肉!はやくはやく!」 「カカシ君は!?」 「イルカ君と一緒に食事してもらっている。洗い物もしておくと言っていたから任せてきたが。」 「そうですか…まあ、カカシ君がいるなら大丈夫か…。」 「奥方とうみののと…これは…?ああ、そうか、俺の分か。そういえばまた食べるのを…カカシに怒られてしまうな。」 「この術、またカカシ君ですね…。だから弁当に封印術とかいらないって…!そもそも弁当自体が…!」 「ああ。詰めるのを手伝ってくれたんだ。」 「カカシ君…!君って子は…!」 「ねぇねぇ!食べさせてー!」 「奥方の分はちょっと肉が多めにしておいた。うみのもしっかり食べてくれ。今日はから揚げとなすの煮物だ。」 「あ、あのーうみの隊長…?」 「あ!ああ、うん、皆は帰ってくれて大丈夫だから!…ほら、ちょっとその、色々なんとかしないといけないからな。」 「で、では、お先に失礼します!な!皆!帰るよな!」 「お、おう!…噂よりすごいよな…!」 「聞こえるだろ!…行くぞ!」 「気をつけてなー!」 「「「はい!!!」」」 「…そうか、他の隊員の分も用意した方が良かったか?」 「普通、任務に弁当持ってきませんから!それより!早く帰りましょう!」 「そうだな。奥方が食べ終わったら帰ろうか。」 「え?あー!もう食べてる!?」 「だって!おなか減ったもん!…ん?こっちからも美味しそうな匂いがする!」 「あっ!こら!そっちはサクモさんの!」 「んにゃ?コレ、食べたら駄目なの…?」 「構わないが。」 「ホント!えへへ!」 「駄目だって!ほら、サクモさんもしっかり食べてください!お前には俺のから揚げ1個やるから!」 「頂戴!頂戴!ふさふさの作ったお肉美味しい!」 「そうか。ありがとう。」 「ほらあーん!…サクモさん、任務が入ったときは当番を無理に守らなくてもいいといったでしょうが!」 「うまぁい!うふふ!」 「ああ、無理はしていない。出来るからやっただけだから、気にしないでくれ。」 「ウソは駄目です!また任務から帰って来てすぐご飯仕度したんでしょう!…エプロンつけたまんま外でたら駄目ですよ…。それに、ちゃんと休んでください!」 「ああ、だから、出掛けにカカシが止めたのか。忙しい時はやはり割烹着よりこちらの方が楽だからな。イルカ君は料理する時は割烹着だと進めてくれたから、普段は出来るだけ…」 「別にその辺はいいんですよ!…あぁカカシ君…今までの君の生活が偲ばれるよ…!」 「ねぇねぇ!食べないのー?食べていーい?」 「駄目!ちゃんと野菜も食べなさい!…うわぁ!やっぱり美味しいな、コレ、ホントに!」 「ありがとう。うみの。」 「うぅ…!嬉しそうにされても、俺は怒ってますからね!今度から時間的に余裕があるとき以外、料理は禁止です!」 「すまない。…だが、それでは住まわせてもらっているのに…」 「ソレはいいんです!俺が住めって言ったんだから!」 「だが…」 「ああもう!だったら、掃除を代わりにやるとか色々他に方法はあります!いいから食べる!」 「ああ、すまない。」 「…ふさふさのも美味しそう…!」 「こ、こら!そんなに見たら食べにくいだろう!」 「ああ、これか。多分俺が夕食の分を全部うみのと奥方の弁当に詰めてしまったから、昼に作った分の残りだと思うんだが…一つ奥方に食べさせてもいいか?」 「構いませんが、サクモさんもしっかり食べてくださいよ?カカシ君が心配する!」 「ああ。…奥方。」 「あーん!…!うまぁい!これなぁに!なぁに!」 「角煮だな。気に入ったなら、また作ろう。」 「ホント?絶対?」 「コラ!サクモさんすみません!」 「ああ。また作るから気にしないでくれ。今度はもっと沢山作っておこう。」 「えへへ!楽しみ楽しみー!」 「はぁ…とにかく食っちゃわないと…!サクモさん!ちゃんと食べて!お前はサクモさんのを狙うのはよしなさい!」 「にゃ?肉くれるの?」 「うみのは楽しいな。」 「そうですね…。…カカシ君…俺は君を尊敬するよ…!」 ***** 「にゃ?黒い鳥?」 「ああ、父さん、ちゃんとお義母さんたちと合流できたみたいだね。あ、それと弁当詰めるの手伝ってくれてありがとうだって!」 「ふぅん?…ねぇ。カカシー…もっと撫でてー?」 「うん!…星が綺麗だね。」 「キラキラ!でもねぇ。カカシの方がもっとキラキラ!すっごく綺麗!」 「ありがと…!」 「んぅ…ねむ…。」 「ああ、そろそろ遅いし、寝て待ってようね?」 「カカシも一緒に寝よう!」 「うん!」 ********************************************************************************* 子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きをがんがんどんどんばりばりじゃんじゃんサクサクぽりぽりかりかりがりがり出来心でアップしてみる。 天然生物たちに苦労かけられまくるのに、自分より子カカチ(婿になる気満々)を心配するイルカ父。 ご意見ご感想などお気軽にどうぞ!!! |