看病4(肉食獣のいる生活もしも編)

もし肉食ぬこと子どものころ会ってたらどうなってたかなぁという妄想続きをさらにどんどん…(中略)…勢いあまってアップしておきます。


「や、山盛り…!?どうして…!?」
「食べられるものがどれかわからないからな」
「…大なべ一杯の料理が沢山あるよりはましか…。と、とりあえずほら、サクモさんもカカシ君も食べましょう!」
「そうだな。カカシ」
「うん!よしっと!これでいつ起きても大丈夫だし…。そろそろだよね?」
「ああ」
「…だから会話してくださいよ…!」
「うぅー…カカシー…」
「あ!イルカ!起きたのか?汗かいてないか?着替えを…」
「イルカ君。食事はできそうか?まずは水分を。野菜スープだ」
「イルカ!ゼリーとかプリンもあるし、サーモンムースとかポークパテとかもあるよ!」
「カカシはダメ!んっと、でもカカシの作ったご飯食べる!」
「うん!」
「…俺が父ちゃんなのに…!」
「カカシ。お前は部屋に戻りなさい」
「嫌だ。離れてるし換気もしてるし加湿だってしてるじゃない!」
「だが…」
「同じ任務に感染者がでたって話も聞いたし、元々流行ってるじゃない。父さんやうみのさんだって感染するかもしれないでしょ?だったら一緒にいた方がいいもん!」
「カカシ!…もし俺たちが倒れたら、すぐに対応できる人間がいなくなるだろう。もしその間に何かあったら」
「…でも…!でも嫌だ!また引き離されてる間に何かあったら…!」
「サクモさん。ちょっとこっち来てください」
「うみの?」
「カカシ君は食事の支度をお願いしていいかな?」
「はい!」
「うみの…」
「今この病気が流行ってますし、どこでかかるかわからないなら一緒でしょう。用心はしてるんだし、心配で倒れる方が怖いですよ。特にカカシ君は自分を追い詰めやすいから」
「だが…!」
「それに…カカシ君は、あなたのことも心配してるんです」
「そ、れは…」
「…無理をされたら辛いんですよ。お互いに。…そういうところは本当にそっくりですねぇ?二人とも」
「お待たせイルカ!おかわりあるからね!」
「ありがとうカカシ君!イルカはこれ食べたら着替えような?」
「うまい!これふわふわしてやらかい!もっと!」
「うん!」
「すまない。うみの。俺も、スープとそれからレモネードを持ってこよう」
「ありがとうございます!」
*****
「ん、おなかいっぱい…ねむ…」
「着替え終わったら寝ようなー?熱も大分下がったし食欲も随分あるし!流石綱手姫だ!」
「そうだな。治りが早くてなによりだ。だが油断は…」
「そうですね。元気になったらなったで無茶しそうだし…。音沙汰がないうちのの方も心配なんですけどね…」
「父さん。ちょっとこっち」
「どうした?」
「…うーん?大丈夫かな?」
「サクモさんがどうかしたのかい?」
「ううん。これでイルカ…と…」
「カカシ!?…熱い…!」
「感染っちゃったか…!綱手姫を呼んで…サクモさん!?」
「ふしゃふしゃ…?うー…?カカシもいない…うぅー!」
「ああほら、泣かない泣かない!男の子だろ!カカシ君は…多分綱手姫の所だな」
「つな…?ふにふに?」
「動かして負担になるのも怖いし、ほっといたら絶対とまらないんだろあの人…!くそ…ッ!俺も影分身で…!」
「いゆかもいくー!」
「だーめだ。ほら眠いんだろ?寝てなさい!」
「うぅー!ヤ!」
「ああああ!もうどうしたらいいんだ…!?」


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子ぬこイルカと母ぬこと苦労する父続きを(中略)出来心でアップしてみる。
八方塞。
ではではー!ちょっとでも楽しんで頂けますように…!

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