おしどりふうふ（天然馬鹿夫夫列伝）

「カカシさん！おしどり夫婦ってご存知ですか！」
「えっと…中のいい夫婦をそう呼ぶんじゃなかったですか？」
「俺たち…ベストカップル且つ中のいい夫夫ですよね！？なら…俺たちはおしどり夫婦にならないといけないんじゃないでしょうか！」
「でも、おしどり夫婦って…具体的にどういうことするのか知りません…。」
「俺も知らないんです…でも、きっと、おしどりって言うくらいだから、鳥を押せばイイと思うんですよ！」
「鳥を！なるほど…さすが俺のイルカ先生！想像もつきませんでした！！！」
「早速鶏肉を買ってきました！一緒に押しましょう！」
「はい！！！」
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「思う様押したのでペッタンコになりましたね！！！カカシさん！」
「俺たち忍ですしね！やり遂げた感があります…！！！」
「…で、これどうしましょう？もったいないですよね？」
「うーん？とりあえずアスパラか何かまいて焼いてみましょうか！」
「そうですね！」
「じゃ、早速作りますね！イルカ先生は…テレビでも見ててください！！！」
「はぁい！」
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「うまい！うまいですよこれ！照り焼き風味のたれがまたぴったりマッチして…！！！」
「よかったぁ！喜んでもらえて俺も嬉しいです！」
「これで晴れて俺たちおしどり夫婦ですね！！！」
「誰もが認めるおしどり夫婦ですね！！！」
「美味しいモノ食って、しかもさらによき夫婦をアピールできる…！いいこと知りました！」
「イルカ先生のおかげですね！」
「そんなに褒めてくれちゃって…！えい！ぎゅー！！！」
「あ、俺も！ぎゅー！！！」
「幸せですね…！」
「はい…！！！」

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はい、馬鹿二人。…疲れてるのかなぁ…。
おしどり夫婦を目指してとりあえず鳥ぎゅうぎゅう押してみるお馬鹿な二人。