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「ただいまイルカ先生…今日は結構任務が…」 「カカシさん…。」 「どどどどど、どうしたんですか！？その格好！？そ、それに！何で脱いでるんですか！？」 「身体が…熱いんです…！…助けて…」 「えぇぇえぇぇえぇぇぇええ！？」 「あぁ…！は、やく…っ…！」 「はい！勿論！不肖はたけカカシ！最初から最後まできっちり極楽までご案内！！！っていうか、俺が今正に極楽に飛び立ちそうです！！！」 「…あ、あはは！なーんちゃって！」 「え！？」 「どうでした！びっくりしましたか？」 「えーっと…？」 「折角エイプリルフールだから、ちょっと変わったことしたくなって！」 「そ、そうですか…。」 「あ、具合悪いふりって…やっぱりちょっとよくなかったですか…？」 「い、いやその！その前に服！っていうかまず服！とにかく服！」 「服？あれ？浴衣って病人らしいかなって思ったんですけど…変でした？」 「いえ！その！サイコーです！って言うかもうなんていうか…！！！」 「カカシさん？」 「あ…！」 ＊＊＊＊＊ 「…それでおめぇぶっ倒れたわけか。」 「うん。」 「で、病院で目ぇ覚ましても、イルカがまだ浴衣着たまんまでまたひっくり返ったと。」 「うん…。」 「そんで、イルカが心配して毎回毎回様子見に来るけど、どうしたらいいかってことだな？」 「うん……。」 「あー…アイツもなぁ…。」 「イ、イルカ先生は悪くないんだ…！でもチャクラ切れ寸前だったし！襲いたいけど！無理やりってどうかなって土壇場になったら思って…！！！だから…！」 「あー…そうだな。」 「我慢してたらチャクラ使ってたらしくて…どうしよう…クマ…っ！」 「ああ、おめぇはよくやった。な？泣くなよ…。」 「うっうっ…嫌われちゃったかなぁ…？弱い俺ってダメだよね…？」 「もうちょっと分かり易い誘い方してやればいいのに…」 「イルカせんせぇ…。」 「カカシさん！大丈夫ですか！？」 「イ！イルカ先生！」 「アスマ先生！カカシさんになにしたんですか！？」 「いや、俺は何にも…！」 「あの！クマが今俺が退屈だからだろうって、ちょっと感動的な話をしてくれてただけです！」 「そうですか！ならよかった…！」 「あー…すまん。ちょっと用事思い出したから帰るわ。」 「ありがと！」 「さようなら！」 「…がんばれよ。」 「あー。ありがと。」 「…どっちもな…。」 ＊＊＊＊＊ 「…あんな目でにらまれちゃなぁ…。」 「アンタって人がいいわよね。」 「どうしてああなんだろうな？」 「え？」 「正直に言っちまえばいいのに…。どうせ途中で照れたか怖くなったか…。」 「誘う位覚悟決めてるなら、早晩出来上がるでしょ？…このお酒美味しいわ。ありがと。」 「そうだな…。あーまあ、その。」 「誰に似たのかしらねぇ…？オクテでいざって時尻込みするの。ふふ…。」 「え！？いや、なんだ、その…」 「お代わり。」 「俺の、せいなのか…？」 「そーいうトコも、好きよ？」 「ぶっ！！！」 ********************************************************************************* ご投票頂けましたのでこそっと増やしてみました！農家の黒イルカてんてーがそろそろ…？ カカシの体調が万全でなかったので…。 本編…ホントはコレも書きたかった…。がんばりますぜ！ |