かわったおもちゃや(かぼちゃのてんぷら)


「お土産!どんなのがあるんだろうな?楽しみだ!」
「んー?ま、見てみたら?多分おもしろいんじゃないかなー?使ったら」
「使ったら?うーん?そうだな、見てみるだけじゃわかんないかもだよな…?」
「そうね?ふふ…」
「いくぞー!やるぞー!がんばるぞー!ナルトたち、喜んでくれるといいな!」
「それはどうかなー?」
「なんだよ?弱気になるなって!大丈夫!きっとおもしろいのが…」
「あ、ついたよー」
「へ?…変わったおもちゃやさんだなぁ?なんで入り口がこんな隠れた所に…?」
「いらっしゃいませ。はたけ様。お越し頂けて嬉しいです。いつもお付き添いばかりでとんと…」
「予約してたの、取りに来たんだけど」
「ええもちろん。ご用意してございます。ですが…お連れ様もいらっしゃいますし、どうぞ中へ…」
「んー?どうしよっかなー?…見てみる?」
「な、なんだ?なんで着物着こんだおばあさんが?なんか…なんかこう、色町のやり手さんみたい…」
「へぇ?行った事あるんだ?ふぅん…?」
「三代目のお使いで…こわか…いや、なんでもない!」
「ま、イルカだしねぇ?お仕置きは一応ちょっとだけにしてあげる」
「お仕置き!?なんでだ!?」
「ささ…!もそっと奥へ…」
「行くよー」
「うう…!おもちゃやさんなのかホントに…!?」
「ホントホントー。…子ども向けじゃないけどねー?」
「え?わー!なんかすごいな!きらきらしたものが一杯…!変な形だなぁ?」
「そこそこマニアックかもねぇ?この辺のは既製品なんだけど」
「サボテンの鉢植えみたいだ!ぼこぼこしてるしキラキラして面白いなぁ!こっちのは…にゃんこ?あ!そっか!変身セットだな!」
「…まちがっちゃいないかなー?」
「こっちのきらきらしたのは面白そうだけど、流石にサクラも変身セットって年齢じゃないし…こっちになんかあるかな?」
「あ、そっち」
「…!?!?!?」
「あらら、鼻血。…ほら、これで拭いて?」
「ぱ、ぱぱぱぱぱぱぱぱ!?ぱん…!?穴開いてるし…!?」
「欲しいのあったら買ってもいいけど?透けるとことかは面白いかもねぇ?」
「なんでこんなもんが!?え!?え!?紐とか縄まで…?忍具屋でもあるのか…!?」
「忍用のもあるにはあるよー?縛るだけじゃつまんないし」
「…なんかよくわかんないけど…ここにイイお土産はあるのか…?」
「そうねぇ?」
「…さっきのキラキラしたのは面白そうだったけど、遊び方がわかんないし、お勧めって…!?」
「とりあえず気に入ったみたいだからこれとこれも一緒にお願い」
「はい、かしこまりました。…お連れ様のお気に召すと宜しいですねぇ…?ふふふ…!」
「そうね?…じゃ、これで」
「ああ、オマケ、お付けしておきました。今後とも良しなに」
「ありがと。ふぅん?…コレも面白いかもねぇ?」
「おまけ?おまけってなんだ?忍具屋におまけなんて聞いたことないぞ…!?」
「んー?ま、後でねー?帰ろ?」
「え?あー!?そうだ!温泉!ご飯の前に温泉だ!急ごう!」
「そうねー?折角だし」
「…はたけ様もすみに置けないねぇ…?あのぽやぽやした旦那も可愛そうにあれじゃあ…。ふふふ…」


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かぼちゃのてんぷらー。
変なお土産をゲットしました!…つまりこれから…げふんごふん!
おもちゃやさんだと信じたアホの子の運命やいかに…!←やりたい放題されるに1000万カカイル。

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