お買い物！（あくまで子イルカ）

「おっそいぞカカシ！」
「おそいって…帰るなりなんで俺の犬たちに呼び出されなきゃいけないんだ！」
「舞台で疲れてるところ悪いけどな…今日は新しく出来たショッピングセンターの特売なんだ！」
「生活費は俺がちゃんと入れてるだろうが！そもそも俺は舞台なんかには…！」
「ちっちっちっ…！そんなんじゃ甘いぜ！節約は…すればするほどカカシのステキ衣装へ投資できる金額が増え…」
「無駄なコトに金を使うんじゃない！そもそも俺はもう女装しないぞ！」
「まあまあ！似合うんだからいいじゃないか！」
「そういう問題じゃないだろうが！？」
「まずはお一人様1個限りのティッシュと、あと洗剤！それと…お前の新しい首輪も買ってこような！」
「なんでだー！？」
「だってほら。安いんだぞ？しかもデザインもステキだぜ！」
「いらん！」
「…やっぱり安物だとイヤか…。でもな？お前に上げたあの首輪、一張羅にしてなかなか着けてくれないじゃん！普段使いのならいいだろ？」
「アホかー！！！そもそも普通人間は首輪をつけないんだよ！」
「似合うのに…。」
「そ、そんな目で見ても駄目だからな！いいからさっさと…」
「買い物行くか！」
「なんでだー！！！」
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「ねぇカカシ。首輪、いらないの？ホントに？」
「いらん！買うものはコレで十分だ！店の前でそんなに粘ったら他の客に迷惑だろう！」
「あ、そうだ！肉足りるかなぁ？」
「なんで2kも買っといてまだ欲しがるんだ！そんなに買っても悪くなるだろ！」
「え？だってカカシは食べ盛りで俺は育ち盛りだからな！毛のためにも十分な肉を…」
「…もういい。帰るぞ！」
「あ、ちょっと待って！」
「まだなんかあるのか？」
「これも買って帰らないとな！」
「ああ、犬用ジャーキーと…あと犬ガムか。」
「今日も一緒に頑張ってくれた犬友に、俺からの愛情たっぷりのプレゼントだぜ！！！…ホントは自作したいんだけど…」
「変なモノは駄目だぞ！お前どうせまた薬草とか禁術とか…」
「…ちぇっ！まあいいや！あ、そうだ、ブサかわいいちっこいのにも一応上げてくれよな！」
「あー…一応な。喜ぶかどうかは別だけど…。」
「今日はいい買い物できたなぁ！首輪は…残念だけど…」
「首輪は金輪際購入を許さないからな…？」
「怒った顔もカッコいいぜ！」
「はぁ…犬を気遣う心があるのにどうして…！？」
「後はー…ここにステキな洋服屋さんがあるって八百屋のおばちゃんが言ってたからまた今度来ようなー！」
「断る！」
「うんうん！遠慮深いカカシの心は俺がしっかり受け止めるぜ！！！」
「どうして…こんな風に育ったんだろうなぁ…？」
　
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とりあえず子イルカで元気を出してみる？
買い物に行っても苦労するカカチ…。で、服は暗部のアンダーだと目立つので変な服を…！
とか色々考えましたが、ド粗品なのでこの辺で…。