みんなとおひるね（ねこやまい）

「眠い…。」
「イルカ。授業もうないんだろ？…ちょっとだけ仮眠取って来いよ。昨日ずっと残ってたんだし。」
「はたけ上忍が来たら教えてやるからさ。」
「うん…。ごめんちょっとだけ…。」
「大丈夫か？」
「一人で行けるか？」
「お昼寝…ちょっとだけ…中庭ならお日様が当たる…」
「気をつけろよー！」
「仮眠室の方がいいんじゃないかー！」
「…行っちゃったな。」
「まあ、一応イルカも中忍…のはずだし。…大丈夫だよ。な？」
「そ、そうだよな…。」
*****
「ここなら…人も来ないかな…。おやすみなさ…」
「にゃあ！」「なう！」「みゃーおう！」
「え…？」
「なぉう！」「うなーお！」
「え？え？」
「ガウ！」
「あ、とらにゃん。ふぁあぁぁ…眠い…。…みんなも一緒に寝る…？」
「「「「「なーお！」」」」」
「ガウ！」
「んー…とらにゃんのお腹温かい…。」
「「「「「ごろごろごろ…」」」」」
「皆も温かいなぁ…。おやすみなさい…。」
「ぐるぐるぐる…」
*****
「イルカは？」
「はたけ上忍！」
「多分中庭にいますよ！」
「ありがと！」
「お迎えきちゃったなぁ。」
「仕事…終わってるみたいだからイイんじゃないか？」
「そうだよなー。…今日はカカシさんが帰ってこないからとか言って、昨日すごい量の残業してたもんなぁ…。」
「寂しいんだろうなぁ…。意外に早くてよかったよ。」
「そうだな！」
*****
「「「「「にゃー」」」」」
「グルル…！」
「へ？なに？朝？」
「イルカー？」
「あ、カカシさんだ！って…みんないない…？」
「ただいまイルカ！」
「わっ！おかえりなさい！カカシさん！」
「どうしてこんなに寒いのに外なんかで…？大丈夫？」
「温かかったから大丈夫です！」
「ん。でも…心配だから早く帰って暖まろうね？」
「はい！」

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ぬこまみれ熟睡生活。かわいいぬこたち？と日向ぼっこな話。
そして相変わらず中忍はお姫様扱い（外野も含め）。