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「ん…ぬくい…」 「冬だなぁ。コタツ入ったまんま寝てる…！でもそろそろスイッチ切らないと。…ごめん！」 「んあ？…さむ…なんで…？」 「ごめんね？でもほら、おこたで寝ちゃダメでしょ。お布団、はいろ？」 「う？くっ付くと温かい…！ふぅ…」 「寝ぼけてて可愛いなぁ！でもこのままじゃちょっと…。膝枕はともかく、コタツで寝ると風邪引いちゃうし。布団敷いてこないと！ちょっと待っててねー！」 「カカシさん？いない…？うぅ…！」 「わぁ！大丈夫だから！ほら、ココにいるよ？」 「ん？カカシさんだ…！えへへ！」 「か、かわっ！」 「カカシさん、お帰りなさい。も、寝ましょう？」 「…イルカ…」 「んん…？」 「ごめん！」 「え？なに？寒…？」 「我慢できない！」 「うぁっ…や、あっ…！なに？」 「布団、すぐ温かくなるから…一緒に、あったまろ？」 「え？え？え？なんで？あぁっ」 ＊＊＊＊＊ 「えーっと、その…ごめん！」 「いえあの。なにがなんだかでしたけど、カカシさんが無事に帰還したから…！」 「だーって、イルカが可愛いんだもん！無防備に笑顔全開でくっついてこられたら我慢できないって！」 「え！？そ、そんなこと、したんですか…！？」 「ん。可愛かったよ？それに…」 「そ、それに…？」 「温かかったでしょ？」 「あ、あったかいっていうか…！むしろ熱いって言うか…！」 「むしろ、熱い夜。かな？ふふ…！」 「…っ！もういいです！ご飯にしますから！」 「ああ、もう出来てるよ。殆どがイルカが用意してくれてたやつだけど」 「あ！そういえば晩飯待っててみようと思ってそのまま…！」 「食べてないの？じゃ、俺がもうちょっとなんか作って…っと！」 「あの！…えっと…！」 「ん？どうしたの？」 「…もうちょっとだけ、くっ付いててもいいですか…？」 「勿論！…恥らうイルカって激レアだなぁ…！」 「えへへ！ありがとうございます！」 「…だーかーらー！その笑顔が！反則だって言ってるのに！」 「え？え？」 「冬だから、いいよね？」 「や、ちょっ…！まって…！」 「大丈夫だから。もっとイルカを頂戴？」 「…うぅ…お手柔らかに…！」 「ありがと！照れてる…！冬も、やっぱり好きかも…！」 ********************************************************************************* 冬でもやっぱりぬこっぽいイルカてんてーなのでした。いちゃいちゃ？ ご意見ご感想など、お気軽にどうぞー！ |