収穫（農家イルカ）

「よいしょっと！」
「ふぅ！大分収穫できましたね！」
「そうですね！」
「にんじんになすにいもに…椎茸もあるから、煮物かなー？漬物にするのもいいですよね！ぬか漬けなら俺にも…」
「いっぱい頑張ったカカシさんには、ちゃんとなすで味噌汁作りますね！後は…グラタンもいいけど、確かに煮物とか煮浸しなんかどうですか？」
「下ごしらえは手伝いますね！楽しみだなぁ！イルカ先生のご馳走！」
「へへ！あんまり褒めても何も出ませんよ！」
「そんな！イルカ先生のご飯はすっごく美味しいです！」
「も、もう！カカシさんったら…！」
「料理の腕がすごいっていうのもあるけど…な、なにより愛する人が…！」
「そうだ！ついでに子どもたちの分も作ろうかな？」
「…皆で…？」
「ふふ。うそですよ！今日は二人っきりで収穫祭しましょうね！」
「はい！」
「じゃ、これ家まで頑張って運びましょう！」
「あ、イルカ先生はいいです！俺が！」
「え！でも…！」
「すぐに終わりますからー！」
「行っちゃった…もうちょっとだけ、お預けできるかなー…？」
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「美味しいですー！」
「ソレは良かった！カカシさんはなす大好きだから、色々作ってみたんです！」
「この味噌汁もグラタンも漬物も…揚げナスも挟み揚げもしつこくなくてすっごく美味しいです！」
「ひき肉となすって合いますよねー！」
「はい！すっごくすっごく美味しいです…！」
「ふふ。よかった！」
「でも…イルカせんせ…」
「はい。なんですか？お変わりならまだまだ沢山ありますよ？」
「俺！イルカ先生と一緒にいられればそれだけで幸せです！」
「え…！」
「今度のお休みも残った野菜の収穫、一緒にがんばりますから！」
「そうですね！そしたら…その時までに何を食べたいか考えておいて下さいねー！」
「はい！勿論！イルカ先生のご飯は何でも美味しいから迷っちゃいます！」
「沢山食べてもらえると俺も嬉しいです！」
「…本当は…あなたを食べたいんだけど…」
「え？」
「いえ！なんでもありません！…おいしそうだなって！」
「ほらほら！いいからどんどん食べてください！」
「はい！」

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相変らず黒いイルカてんてーをそっと放置してみる。
あきなのでー！
ではではー！ご意見ご感想など、お気軽にどうぞー！