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ご要望をいただけていたのでさらにどんどんうっかり追加してみちゃいます！ これの続き。 「…美味かった。ご馳走さん。じゃ、俺、ちょっと出かけてくるからアンタも出来ればでてってくれよ！」 「ね、どこ行くの？」 「わぁ！？なななななんで殺気！？ちょ、ちょっとだけ三代目に用事があるだけだ！近所迷惑だからソレさっさと引っ込めろ！」 「三代目、ねぇ？丁度いいかなー？」 「な、なんだ？出てってくれるなら玄関はあっちだ！この際アンタが汚した床とかはそのままでもいいから、とっとと…」 「そうね。いこっか！時間なくなっちゃうと楽しめないしねぇ？」 「わー！？なんだ！？なにすんだ！？降ろせー！」 「近所迷惑なんじゃないのー？」 「お前がいうなー！」 「んー？抱き心地もいいね。やっぱり。こっちの相性も…」 「うぎゃあ！？し、しりさわんな！」 「あらそう？こっちの方が好き？」 「んぎゃ！？さわんなー！同じもんついてんだから、自分のを…！」 「あ、それは後で一緒にねー！それに、後ろもちゃんと気持ちいいって教えてあげるから！」 「いらねぇ！頼んでねぇ！」 「まあまあ。夜の散歩もいいかもねぇ？」 「うっうっ…さ、三代目に、絶対になんとか…！」 ＊＊＊＊＊ 「さて、着いたかな？」 「おまっここ屋根の上だろ！？降ろせ！入り口から入らないと見張りに…」 「んー？大丈夫じゃない？見張りって、暗部だし。知り合いっていうか部下？」 「こんなんでいいのかー！？里の要の守りだってのにいい加減すぎだろ！？」 「…騒がしいのう？なんじゃ。お主か」 「こんばんはー」 「三代目ぇ！た、たすけ…！」 「イルカ！…お主、まさか…」 「かわいいでしょ？ま、そういうわけなんで」 「三代目―！こ、これなんかいきなり家に奇襲かけてきた…！助け…！」 「まさか本気だったとは…。ちゃんとくどいたんじゃろうな？」 「くど！？」 「え？ま、体から？」 「はぁ…」 「口説かれてない！家勝手に改造されて、そんで出てかないんです！コレ！引き取ってください！」 「照れ屋でかわいいんですよ？運命ってサイコーです！」 「降りて来い。イルカも降ろしてやるんじゃ」 「えー？…ま、いっか。ご挨拶ってやつだしね。はいどーぞ」 「三代目―！ありがとうございます！ありがとうございます！コイツのせいで俺の平和な休日が…！」 「イルカ。こやつのことは知っておるか？」 「はい！家に上がりこんできた変質者です！暗部…っぽいですが、こんなのが里の誇る精鋭だ何て…！」 「…で、お主はイルカになんと言ったんじゃ？」 「好きってちゃんと言いましたよー？ふが？って返事がかわいかったから、そのまま頂こうとしたら元気良すぎてちょっーと。ね？」 「ね？じゃねぇ！寝ぼけてるとこいきなり襲い掛かられたら抵抗するに決まってんだろうが！」 「…はぁ…。イルカ」 「はい！なんでしょう？家は一応これの部下っぽい人が直してくれたんですけど」 「こやつの面倒を頼む。無体なまねをしようとしたら殴っても蹴っても構わん。そうやすやすと殺されはせんから思いっきりやっても良いぞ」 「そういや殴っても蹴っても術使っても…じゃなくて！？ええええええ！？」 「コヤツはこの有様でのう…。ちゃらんぽらんなわりに仕事はできよるから、様子を見ておったが。それでもこれまで何かに執着したことなどなかったんじゃ。…イルカ、お主なら、コヤツをなんとかできるかもしれん！」 「で、でも！」 「教師としてのおぬしを見込んでの頼みじゃ！聞いては、もらえぬか…？」 「じい…じゃなくて、三代目！頭上げて下さい！」 「そうか！引き受けてくれるか！」 「え！？」 「やったー！じゃ、宜しくねー！」 「わー！？なんでだー！？降ろせー！」 「…イルカ…がんばるんじゃぞ…！」 ********************************************************************************* がんがんどんどんさらに例のド粗品をこそっと増やしておきます。 退路が断たれ…！？ ではではー！ご意見、ご感想などお気軽にどうぞー！ |