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「では、準備は宜しいですか？」 「うん。お願い。」 「まずは握り方から始めましょう。…うみの中忍は勢いよく飛び掛かってきますから、しっかり握るのが基本です！握りが 甘いと持っていかれてしまいます！」 「なるほど。こうやって…」 「そして…ある程度遊びも持たせないといけません。」 「え？なんで？だって、取られちゃうんでしょ？」 「うみの中忍の好みは緩急つけたトリッキーな動きです。それにはただ思いっきり握り締めているだけではいけません。 適度な遊びをもたせて、このように…握る！」 「えーっと。こんな感じ？」 「そうです！それから…」 「ふさふさ！」 「わぁ！？イルカ！？ついてきちゃったのね…？」 「カカシさん遅いから迎えにきた！遊んでくれるの？」 「あー…そっか。練習が…」 「…では次回はねこじゃらしの選定方法の復習からにしましょう。今日は一旦ココまで…。」 「ありがと！じゃ！」 「おうち帰ろう！」 「ふう…さすがうみの中忍。うちの三毛子さんだとこうは…！じゃらしたら隊長に怒られるんだろうなー…。」 ***** 「カカシさん！」 「んー？なぁに？」 「ふさふさもっと！」 「でもね。ご飯が…」 「もっと遊んで！…だめ…？」 「…ご飯おそくなってもいいよね！遊ぼうか！」 「えへへ！ふさふさー！！！」 「もうちょっとで入門編が終るから、もっとちゃんとじゃらせるようになるからねー！」 「うにゃ！な！逃げた！まて！」 「ああ…かわいい…！！！」 ********************************************************************************* 単に自分がぬこと遊びたくなったので増やしてしまったとさ…。 じゃれるぬこはぬこずきにはたまらないという話。 |