猫を祝う日（猫の日）

「ただいまー。」
「おかえり！」
「どうしたの？なんか楽しそうね？」
「ふっふっふっ！それはだな…！えい！これを見ろ！」
「えーっと。さんまとなすの味噌汁と刺身と…これって、ケーキ？」
「猫！お誕生日おめでとう！」
「ふぅん？」
「何だその態度は！猫！お前のお祝いだぞ！」
「でもねぇ？秋刀魚とかはイイとして、このケーキって自分で作ったんじゃないよね。」
「え？美味いんだぞこの店のケーキ！…第一俺はケーキは作れないし…」
「ってことはさ。…この、カカシちゃんおめでとうっていうメッセージプレート、わざわざ頼んだの？」
「かわいいだろ！猫模様で！」
「それにこの砂糖の塊でできた猫も？」
「へへ！それもかわいいんだよなぁ！」
「…じゃ、この…肉球模様のチョコもなのね？」
「勿論だ！だってお前のお祝いだからな！ちゃーんと猫尽くしだぞ！」
「…ま、いいけど。…店の人に変な目で見られなかった？」
「生徒さんにですかって聞かれたから、ちゃんとうちの猫の誕生日のお祝い用だっていったんだ！そしたらオマケに猫模様の色々付けてくれたんだ！」
「喜んでるならいっか。…じゃ、早速お祝いしてもらおうかなー？」
「勿論だ！後で写真も撮ろうな！」
「…そうね。写真…それもいいかもね…？」
「まあとにかく！どんどん食え！お祝いだからな！」
「じゃ、食べさせて。」
「よっし！まずこの刺身からだな！」
「ん。おいし。」
「へへ！そっか！じゃ、次こっちのも…」
「…食べてから、プレゼントは貰おうっと。」
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「一杯食べたか？猫！」
「んー？まあね。」
「そうかそうか！じゃ、早速このケーキに…じゃーん！蝋燭！」
「楽しそうね。」
「歌も歌うぞー！そんでこのケーキの写真とっとくんだ！」
「そ。…で、俺の誕生日プレゼントって？」
「このご馳走だ！…やっぱり足りないか…？でもまたたびは危険だし、お前、猫じゃらしにもじゃれないじゃないか！猫のくせに！」
「じゃ、欲しいもの貰うからいいや。」
「欲しいもの？何だ？あんまり高いと無理だぞ猫？」
「高くはないよー。ねぇ。まずケーキ頂戴。」
「そうだな！折角だしな！」
「満腹の方が襲いやすいし。…写真はどんなのがいいかなー？脱がせただけじゃ詰まんないよね。」
「部屋の電気消すぞー！暗くなるからって…お前猫だもんな！大丈夫か！」
「…舞い上がって油断してるから、調度イイしねぇ？」

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猫、どこまでもあくまでも猫！
お誕生日のお祝いになにかとんでもない思い出が出来てしまったりして…！？
ではではー！ご意見ご感想など、お気軽にどうぞ…！