新婚さんおじゃまします

「おいでー？」
「ヤ、です」
「もー？そんなに拗ねないで？やっぱりもっとだったの？」
「そ、そんなの知りません！」
「だぁって。足りないんでしょ？」
「うぅー…！」
「その顔。駄目でしょ？」
「え…あ…っ！」
「ほら、もういいから…」
「いい加減にせんか！」
「あ！三代目！いらっしゃい！あけましておめでとうございます！」
「なんですか？今忙しいんですけど？」
「黙って聞いておれば…お主！イルカに何をしておる！」
「え？何って…ねぇ？」
「あ、あの！」
「イルカとのことを今更とやかく言うつもりはないが、傷つけるのなら話は別じゃ！何を強要しておったんじゃ！？」
「ち、ちがうんです！」
「そーそー。新年早々勝手に家に上がりこむなんてなんなんですか？大体人んちの事情に首突っ込まないでもらえます？」
「黙れ！この痴れ者が！イルカに何を…！？」
「あ、待って！待ってください！三代目！」
「おお、どうしたイルカ？こんな愚か者を庇わんでもよいぞ？」
「あ、あの、俺が、その…！」
「ん？どうした、言ってみい？」
「恥ずかしがり屋さんなんですよねー？俺のイルカは」
「いい加減に…！」
「うー…！やっぱり俺、おもちもう1個食べます！」
「は？」
「ほーら。だから我慢しないで食べればっていったのに」
「だ、だって！夕べアンタちょっと太った？って言ったんじゃないかー！」
「なんじゃと？」
「だーかーらー。アンタはちょっと位肉ついてもいいでしょ？そっちの方が抱き心地もいいんだし」
「中忍を馬鹿にするなー！鍛錬するからいいんだ！…最後の1個食っちゃったくせに！」
「はいはい。責任とって俺が焼いてあげるから」
「こんがりしたのがいいです！あと今度はきなこ！三代目の分もちゃんと焼いてください！」
「ん。りょーかい。…でも、どうします？もち。一応俺が有名どころの取り寄せたんですけど食べます？」
「…そ、そうか…では一応貰おうか…」
「ごめんなさいじ、三代目！その、カカシさんが、これ見よがしに、へー？いらないんだー？なんていうから！」
「だってそうじゃない？俺がもち食べてたら悲しそうな顔してるから、次の焼こうかっていっただけなのに」
「いいから！早く焼く！」
「はいはい。イルカのためならちゃんと焼くよー？」
「…はぁ…心配しとったんじゃが…イルカや。幸せか？」
「え？ああはい！もちろん！」
「そうか…」
「爺さんが余計な心配する必要なんてないくらいちゃーんと色々満足させてますよ」
「くっ！減らず口を…！」
「そうだ！三代目はあんこですよね！持ってきます！」
「…不幸にしたらただでは置かんぞ…！」
「はいはい。分かってますよ。そんなことになったら、俺も生きちゃいませんから安心してください」
「…はぁ…しかたあるまい。たまには顔を出すようにな」
「了解―。イルカのためになら」
「はぁ…」

*********************************************************************************
はい適当！
三が日あけてちょいと余裕が出来たじいちゃんが孫の家に行ったらエライことに編？
いちゃいちゃばかっぷるー！
ではではー！ご意見ご感想など、お気軽にどうぞー！