「あれ？イルカは？」 「お、おい！軽はずみに名前を呼ぶなんて…！」 「今がどういう時期か考えろよ！」 「いやだってこれ急ぎの…！」 「イルカせんせの魅惑のお尻に惹かれて今日も間男が一匹…間男が二匹…まとめてみぃぃいんな血祭りに…！聖夜…むしろ性夜を邪魔するゴミどもに存在価値なんてないしぃいい？」 「ひっ！そ、そうか…今年もか…！こここここの！書類の決済！どうしたらいいんだ…！？つーかどこいったんだよ！飼い主は！」 「そっそれがだな…！」 「うお！？いた！イル…っつーかどうしたんだそれ！」 「ああ、借りた」 「借りたって…鎧、だよな？それ」 「クリスマスだサンタだとうるさいんだ」 「え、ああそうだよな。毎年毎年大騒ぎに…」 「しかもな。今年はろうそくプレイがどうのって、うるさいだけじゃなく火の気がなぁ」 「…イル…お、おい、チャクラ、漏れまくってる。どす黒いのが。殺気も」 「頼むから自重してくれ…！あとできればアレもって帰ってくれ…！」 「動きにくさはあるんだがな、防御性能を優先した」 「決めポーズは止めろ！」 「そんなことより、あっちで感動して色々汁垂れ流してるのを撤去してくれ…！」 「イルカせんせ…！鎧の隙間から色々ねじ込んで…！むしろ少しずつ剥がして捕虜埒換金プレイとかもぉ…！あとあとあとあと…！うふふふふふふ…！」 「お、おい。どうすんだ！今日はこれから風影様がくるんだろ！」 「そうだぞ！ちゃんと火影状態にしとかないと！」 「おっと、そうだったな。おい駄犬！」 「はぁい！さ、俺からの熱々プレゼント…！飲みます？むしろ乗ります？いっそ皆で…！あぁでも間男どもをもちろんぜぇんぶ綺麗に抹殺してからぁ…！」 「執務室プレイだ。帰るぞ」 「！はい！はい…！い、いますぐ！」 「え？おい！今の！？っつーかどうやってあんなに素早く着替えたんだ！？それに執務室プレイって…いけに」 「聞くな。聞かないでおいてやれ…！」 「アイツの自己犠牲を無駄にするな！書類は…多分30分くらいなら大丈夫だから」 「イルカ…！すまん…！俺は自分がかわいい…！」 ＊＊＊＊＊ 「うわああああ！？…うお！駄犬！いつの間に上に！乗るな！見つめるな！涎たらすんじゃねぇ！」 「え？あぁイルカせんせの唇があまりに魅惑的だったのでつい、ね…？」 「そんな格好ではかなげ風に笑ってもいい加減今更騙されると思うのか！どうやってその角生やしてんだ…！？まあいい！どけ！くそ！胸糞悪ぃ夢見ちまった…！水だ！水！」 「はぁい！俺の愛と色々が詰まった透き通った水ですよ…！し、白いのが良かったらこっちにいつでもご用意…！今日の俺はあなただけの愛のトナカイですからいくらでも乗ってもらって構わないんですよ…！」 「黙れ。普通の寄越せ」 「はぁい！ど・う・ぞ！」 「チッ！やけに素直だな…。まあいい。んぐ…ふぅ…駄犬が火影とか最悪の悪夢だ…。マントの下が全裸ってのも大問題だが、首輪つけて決済する火影もありえんし…！引き出しからあふれかえる怪しげなおもちゃもだが…」 「え？ああ良かった！イルカせんせにちゃんと届いたんですね！素敵な夢のプ・レ・ゼ・ン・ト…！流石俺の魂の片翼…！運命の番…！永遠の…あぁん！」 「うるせぇ！黙れ！またか！またのなのか！ありえん！ここんとこずっと悪夢が続くと思ったら…！貴様を火影にするくらいだったら俺の方がまだましだ！」 「ね、念願の火影プレイ…！きゃっ！な、なんでも命令してください…！俺はイルカせんせだけの犬…！それにぃ…もうちょっとで色々…ね？うふふふふ…！」 「いつも通りだろうが！…あークソ、毒されてる…」 「具合が悪いんですか…？最近お仕事急がしそうですもんね…？そ、そういうときは監禁…！もう誰の目にも触れさせずにたっぷり元気になる愛の運動会…！」 「さりげなく股間握らせるんじゃねぇ。リボンなんて巻きやがって…！かわいくねぇんだよ！潰すぞ…？」 「あ、あぁ…！もっと…！」 「…チッ！寝る」 「そうですね！火影プレイの続き…！みられるといいなぁ…！机の下でお口で！それから書類を汚さないようにがんばっちゃうイルカせんせと机の上で！恥らうイルカせんせを窓に押し付けて里を見下ろしながらバックで、それにもちろん上に乗ってもらったまま…！それからそれからぁ…！」 「…修行しよう…」 ******************************************************************************** 久々に。 変態さんはほんまもんの火影になった日には里の繁栄とともに、イルカせんせの精神的なダメージも保障されそう。。 |