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「うぅぅぅぅぅ…」 「あら、起きちゃった？どうしたの？」 「…歩けない…」 「あー…ま、そうね。ちょーっとやりすぎちゃったかなー？かわいいからついねぇ？」 「ぬるぬるだし、なんか腰がふわふわして歩けない…。風呂入りたいのに…！」 「あらら、そんなコトいっちゃって。…ん。ちょっと待ってて？一緒に入ろ？」 「…変なこと、もうしないか…？」 「変な事はしないよー？…でもあんまり可愛い顔で卑猥なこと言われるとちょっと手がすべっちゃうかもだけど」 「じ、自分で…！」 「だーめ。…だって歩けないでしょ？歩けても…ほら、こぼれてきてる」 「ん、あ…！うぅぅぅぅ…！」 「そんな目ぇしちゃ駄目よー？」 「…風呂…」 「ん。そうね？行こ？」 「わっ！」 「そうやってしっかり捕まっててね？」 「…ん」 「かーわいいなぁ？もうほんっと」 「…お前こそ綺麗な顔してるくせに…」 「ふふ…ありがと。お礼は…ま、今度ね？」 「今日はも、無理…！」 「涙目―…ふふ。大丈夫、今日は、ね？」 「…風呂！そんで…何か食うんだ…！」 「そうね…一杯食べてもらわないとね？」 「お前も食え！疲れた時は食って寝るのが一番だ！」 「んー？ま、後で色々用意するねー？…髪の毛、しっとりしちゃってる」 「…ん…きもちい…」 「はぁ…。無自覚ってのがイルカらしいけど…眠い？眠っていいよー？お風呂、入れてあげる」 「ん、ふろ…はい、る…ぅ」 「…寝ちゃった。無防備だねぇ？ほんっと色々したくなっちゃう」 ＊＊＊＊＊ 「おはようイルカ！なんか祝うとか秘密だとか色々言ってたけど、何とかなったのか？」 「う…っ！な、なった、と、思ぅ…」 「…イルカ？な、なんだよ！？大丈夫か！？顔真っ赤だぞ！？」 「…な、なんでも…！」 「朝からフラフラしてるし…風邪じゃないか？休み、もっと取っても大丈夫だぞ？」 「やすみ…あ、あんな理由で…！」 「お、おい？真っ赤っていうか顔色がありえないっていうか…！？な、なあ。木の葉病院行くか？」 「んー？大丈夫？」 「はたけ上忍！」 「あ…！」 「顔赤いし、あっついねぇ？もう帰る？」 「帰らないぞ！まだ仕事中だ！」 「おい！？イルカ！？上忍だぞ！？」 「ふふ…じゃ、待ってるから、早くね？今日のご飯は夏野菜と豆腐の揚げだしとかどう？」 「野菜も好きだけど…肉を食う！肉を食うぞ俺は！」 「わー！？あ、あの！はたけ上忍済みません！今日コイツちょっと熱っぽくて…！」 「あら？やっぱりそうなの？後どれくらいで仕事上がる？持って帰ってもいいでしょ？」 「そんなの駄目だ！仕事中だ！あと…お前！なんかかわいい顔して小首かしげても騙されないぞ！肉！」 「んー？ま、ここん所運動してるしねぇ？から揚げちょこっとだけならいいよー？」 「…あのでっかいヤツがいい。かりっかりでさっくさくのを腹いっぱい…！」 「野菜は煮物に変更ねー？南蛮風でもいいけど。でっかいお肉のリクエストは…後で別の口で食べてねー？」 「別の口？から揚げ食うぞ！」 「…あ、あの…？はたけ上に…」 「じゃ。早くね？」 「い、いっちゃったけど…！？おいイルカ！お前いつの間にはたけ上忍と…！？」 「うぅ…うちで待っててくれればいいのに…！肉…肉ってなんだ…！？今日だって腰痛い…でも気持ちイイし…！うぅ…！」 「…あー…なんかよくわからんけど…要するにこれってバカップルの…！？」 ********************************************************************************* 中忍、色々駄々漏れという話。 …ご投票頂けているので…じわっとね！ ではではー！なにかしら突っ込みやらご感想などございましたら、御気軽にどうぞ！！！ |