花嫁の父と簒奪者との戦いと男前に惚れ抜いている花嫁（自覚ナシ）的なアレ（適当）

「好きなんだもん。男だってなんだってどうでもいいの！好きなの！」
「あー…その、なんだ。気のせいだってことにして、酒飲んで寝とけ」
「サイテーサイテー！ちゃんと説明したんだから相談のってよ！」
「おめぇがいうなっての！…あのなぁ？アイツは普通の中忍で、気のいいやつで、もっというならガキの頃から俺が面倒見てたんだよ」
「うそ！写真頂戴！あ、服でもいいよ！」
「だー！やるか！そんなヤツにイルカをやれるか！」
「やだー。その年で花嫁の父ー？」
「うるせぇ！大体アイツがなるなら花婿だろうが！」
「…だって、好きなんだもん」
「そりゃ残念だったな」
「なに？もしかしてイルカ先生に恋人とかいるの？」
「さぁな。でもここんとこ心ここにあらずって風でなぁ？これからちっと呼ばれてんだ。だからオメェに構ってる暇は…」
「え！やだ！ちょっと！」
「つれてかねぇぞ？」
「酷い！酷い！」
「…女の腐ったのみたいに喚くんじゃねぇよ。結果だけは教えてやってもいいが、どこの女かしらねぇが、ちょっかい掛けたら真っ先に締め上げに行くからな？」
「…ふぅん？」
「じゃあな。せいぜい喚いてろ」
「けーちー。…にしても、お人よしだねぇ？俺が大人しくしてるわけないのに」
＊＊＊＊＊
「あー。その。なんだ」
「なによ。早く言いなさいよ。どうだったの？」
「…なんでもねぇよ。気のせいだ」
「ま、そりゃ言えないよねぇ？俺にめろめろだーなんて」
「ッ！？まさか！どこで聞いてやがった！」
「さーねー？ひーみーつー。意地悪熊にはおしえませーん」
「うるせぇ！ちょっかいかけるんじゃねぇぞ！」
「ちょっかいなんてかけてないもん。告白するだけだもん」
「こくはく！？そんなもなぁおめぇには…！」
「あんなに熱烈に思われてたなんて…！みるだけでどきどきしちゃうとかたまらないよね！」
「こっちの心臓がな！いいからだまっとけ。どうせ勘違いだ」
「それはどうかなー？」
「てめぇ！」
「あああああの！はたけ！カカシ！せんせい！その！あの！ええと！」
「はーい。なんですか？イルカせんせ！」
「好きです！俺と結婚してください！」
「俺もです！」
「は？おいこらまて！」
「いいいいいんですか！俺で！」
「アナタがいいんです」
「うお！やったあ！その!あの!ええと!好きだ！」
「うん。俺も」
「ちゅー…した…」
「わー！？お、おい!イルカ！しっかりしろ！意識を保て！そいつの前でそんなんじゃ…！」
「じゃあねー！クマ！」
「おいこらまてー！？…うそだろ…」

********************************************************************************
適当。
白無垢を着たのは上忍だったとか。
ご意見ご感想お気軽にどうぞ。