冬の駄犬生活(いつでも側に…!)

「…撒けたか…?だが油断は出来んな…」
「イルカせんせーはどぉこかなぁー!?」
「ちっ!追ってきてやがる!」
「こーこーかーなぁー?」
「くそっ!逃げ道が…!」
「あーとーちょーっとー!」
「駄目元でトラップだけでも…うぎゃあ!?」
「イルカ先生のかぐわしい香り…!!!サイコーです!!!」
「は、離せ駄犬!」
「ああ…俺を捕らえるこの香り…!!!まるいでイルカ先生そのものような甘くて蕩けそうな…!」
「うるさい!人のケツに顔うずめて気色悪いこと抜かしやがって…!」
「ああん!も、もっと…踏んでください!!!」
「もう十分だろうが!満足したらとっとと帰れ!」
「じ、焦らしプレイですね…!もうでちゃいそう…!」
「服を着ろ!近寄るな!しまえ!…いい加減これも言い飽きたって言うのに…!」
「み、見られてるだけでもう…!」
「だまれ!俺の…平和な日常が…!何だって今日はやたらしつこいんだ!朝からずっと…!」
「イルカ先生を俺色に染め上げたい!むしろかけたい…!!!」
「気色悪いこと言うな!いいか!折角久しぶりに残業なしなんだぞ!?」
「そ、そうですね…!勿論かけてください!!!」
「人の話を聞けー!!!」
「イルカ先生のためなら何だって…!」
「ならたまには俺をゆっくりさせろ!!!俺は商店街でちょっとだけ惣菜見て、それからゆっくり飯食ってゆっくり寝たいんだ!貴様のストーカー行為に付き合う暇なんてない!」
「イルカの白和え…!!!イルカ先生の肌にはきっと白が良く似合う…!!!」
「もうしないぞ!こんなに寒くなったのによくそこまで…!貴様が秋は食欲だの何だのとしつこいのを我慢してやってたが、結局年中発情してるじゃないか!?」
「だぁってぇ!イルカ先生が魔性だから…いつだって俺を誘惑するそのステキなお尻がいけないんですー!」
「そんな世迷いごとを抜かすのは貴様だけだ!この変態が!」
「イルカ先生は無自覚にそのお尻であまたの間男と泥棒猫どものを虜にしてるんですよ!?」
「そんな妄想はとっとと捨てろ!」
「イルカ先生のその奥ゆかしさも星の数ほどの間男と泥棒猫どもを引き寄せてるし…!」
「…寒さでおかしくなったんだったらまだいいのにな…お前のは先天性だもんな…」
「俺を狂わせるイルカ先生の魅力が心配で心配で…!でも、俺がいつだって側で見守ってますから安心してください!!!」
「できるかー!」
「そ、そうですね…!もっともっと…奥の奥までどこまでも側にくっついてないと不安ってことですね…!」
「ひっ!?なななななな!?往来で何する気だー!?近寄るな!」
「イルカ先生のかわいい顔見せたくないので早くお家に帰りましょうねー!!!」
「お−ろーせー!!!
「可愛いおねだりには全力で応えます!!!二人一緒なら寒さなんて感じませんよー!!!」
「ま、またなのか…!?」
「いやんもう!またどころか全身余すことなく舐めてしゃぶって…!!!」
「だまれ!この駄犬が!」
「ワンワンプレイも大歓迎なんですね!!!」
「はっ!?なんでもううち!?そ、その耳はどっから出した!?」
「いーっぱい沢山…がんばりますね!!!」
「うぎゃああああああ!」
「忙しくってご褒美もらえなかった分おねだりしないと!」


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わんこでを放っておくとすねて大変という話…なのか…?
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