バレンタイン攻防戦14(変態さん)


これの続き。


「おいしかったですね!」
「…そうだな。飯食う間中はぁはぁ言ってる貴様がいなければな…」
「もうすっごく興奮しちゃった!」
「駄犬。貴様にはいつものことだろうが」
「お宿についたらぁ…いっぱいっぱいしましょうね!」
「できるかー!」
「ああんもう!イルカ先生ったらおねだり上手!」
「なんで…俺は…野外で…」
「店の中じゃダメって…たっぷり焦らしておねだりしちゃうなんてもう小悪魔さんなんだから…!」
「森…こ、声とか…!」
「あ、それなら!森中に響き渡る悩ましい声もすてがたかったんですけどぉ…急ぎだったから森ごと結界はちょっと厳しかったんですよねぇ?だから俺たちの周りだけ…むしろ二人っきりの世界…!」
「褒美はもういいよな。十分与えてやったぞ…!う、うぅ…!」
「涙目のイルカせんせ…!す・て・き…!!!」
「黙れ!大体なんでこんな…いつもの丸薬は…まさかこのまま!?」
「いっぱい出したのでお洋服汚れちゃうかもしれないしぃ?ま、全部なめとったつもりですけど!」
「ぎゃあ!?もうお前は口開くな馬鹿!」
「箝口具…!あ、でもぉそうすると舐められないし咥えられないし…そんなに焦らされたら…うふふふふふふ!」
「…チョコの城とかいうのよりはマシ、だよな…そうだよな…誰かそういってくれ…!」
「かわいかったなぁ…!森の中で逃げ回る先生…!みんなで捕まえて…うふふふふ!」
「次やったら本気で命狙いにいくからな…!」
「次は…もっときつく俺を縛ってくれても…!」
「…暗部の修行つけてもらえねぇか三代目に聞いておこう…」
「イルカせんせったら…!俺のために…!でもだめぇ!だめです…!あそこはケダモノと変態の巣なんですよ…!あんなところに行ったら…!だめえええええ!!!」
「そんなもんよくわかってるわ!もうまんまお前じゃないか!…だがさすがにここまでひどいのはそんなにいない…よな…?」
「うっうっ…!それなら俺が…!」
「ろくなことにならんのは学習してるからな。断る」
「秘密のレッスンなんて…そ、そんなプレイ…!縛ったり集団でなんてことになったら…!?」
「お前の頭の中はどうなってんだろうな…」
「イルカせんせぇえ…だめえ…!ぜぇーったいダメですぅ!」
「そうか。なら帰るぞ!宿には荷物を取りにいくだけだ!」
「う、うぅ…!でも暗部服きたイルカ先生と部下と上官プレイは捨てがたいかなぁ…!」
「…とりあえずさっさと丸薬よこせ」
「はい!」
「んぐっん、ぁ…!何が悲しくていつも口移し…!」
「急いで体流しましょうね…!色っぽい匂いで間男どもが近寄ってくる前に…!」
「不穏すぎるが…まあいい。里に帰ってから考えよう…急ぐぞ!」
「まずは湯船で二回くらいして、それから体流して…」
「なんだそれ!?おい!」
「温泉、堪能しましょうね!」
「待て待て待て!しないからな!…温泉はゆっくりつかるもんだ!大体お前また来ればいいだろうが!」
「そ、そうですね…!今度は温泉密着生イルカ踊り食いを…!」
「おどってんのは間違いなく貴様だろうな…。いいか!しないぞ!俺は里へ帰るんだ!」
「はぁい!うふふふふふふ…!」
「…次のイベントも近いからな…。油断、しねぇぞ…!」


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いちおう、おわり?
変態さんまみれでした!
今日からオンリーにお出かけするので、明日は交換できないと思います(´・ω・`) 
できたらぶろぐになんかあげたいが…。

ではではー!ご意見ご感想等御気軽にどうぞ!

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