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「あらら、またチラシだらけ？」 「おう！おかえり！へへ！もうすぐクリスマスだからな！色々と準備を…」 「ふぅん？ケーキだけじゃないのね、今年は」 「そう！クリスマスと言えば…鳥だ！しかもなんだかそのまんま焼くらしいぞ！すごいだろう！俺も良く知らないけど！」 「そうみたいね。そういえば」 「ってことで、今年は鳥を…」 「予約しといたよー」 「えぇ！？あれ高いんだぞ！これからしばらく節約生活に入るぞっていうつもりだったのに…！」 「食いしん坊なのに変なとこ節約するよねぇ？」 「あったりまえだ！いざって時にたくわえがないとだな…！」 「ま、いいけど。前に食べた時は一応それなりに美味しかったよ」 「なにぃ！食べたことあるのか！…ど、どんな味なんだろう…！」 「あ、あと宿もとったから」 「えぇ！？なんでだ！クリスマスは鳥とケーキとしゅわしゅわする飲み物をお前にって…！」 「だいじょぶだいじょぶ。全部あるから。あとベッドはふかふかだし、ジャグジーもついてるんだけど」 「く…！なんかすごそうだ…！じゃぐじーってなんだ…！？」 「んー？泡がでる風呂かなー？」 「泡！風呂…変わった風呂かぁ…！」 「それに美味しいもの好きでしょ？」 「ま、まあそうだけど！クリスマスはケーキと鳥と、あと変わった酒…！お前は季節とかあんまり詳しくなさそうだから調べてきたのに…」 「んー？いいんじゃない。俺もクリスマスの定番って奴を聞いてきただけだし、一緒にお祝いしてよ」 「それは当たり前だけど！」 「そ、当たり前なんだ。ふふ…」 「そうだ！当たり前だ！折角のお祝いなんだから…まあ知らない人の誕生日祝うってのもなんだか不思議だけど、それはそれだ！」 「そういえば、下忍は下忍でやるらしいから。あ、プレゼントはくれるって」 「そっか！みんなで楽しんでるなら…ちょっと寂しいけど良かったよなぁ…！」 「だからさ、俺とお祝い、一緒にしよ？」 「おうとも！一杯お祝いしような！」 「二人っきり…楽しみにしてるね？」 「へへ！そうだな！…スペシャルマシンはアカデミーでも使えるし…」 「密室っていいよねぇ？ふふ…」 ********************************************************************************* かぼちゃのてんぷら。 色々と今日も噛み合わない二人。 ではではー！ご意見ご感想等御気軽にどうぞ！ |