バースデーケーキ（変態さん）

「ふう。なんとか、出来た…か？」
「イルカせんせ！今年のプレゼントは…！是非イル…」
「やはり来たか…！任務だったはずなのに…！」
「愛の前には障害なんてありません…！離れている間も俺はずっとイルカを思ってもう股間が…！」
「駄犬！お前はこれが気に入っていたはずだな？去年も美味そうに食ってたし…だから今年もくれてやる！」
「ああんもう！イルカ先生の手作りケーキ…！！！今年もおいしそうです…！！！黒くないってことは…ニューレシピですね！！！」
「まあ、その、…去年よりはましなはずだ。今回は火遁じゃなくて、ちゃんとアカデミーの調理室かりてで焼いたし…俺だってやればできる！」
「うふふふふふふ…！イルカ先生の肌のように小麦色に色づいたスポンジに…！とろっとろのし、白い…！！！」
「何だか分からんが…そっちの面倒は見ないぞ！というか、服を着ろ！」
「ああ…！！！美味しいです…！！！」
「わー！？待て！手で食うな！一応バースデーケーキなんだぞ！」
「お祝いに…こんなケーキを手作りしてくれるなんて…！！！これは勿論！テレ屋さんなイルカ先生の可愛いお尻をイメージしてのこと！」
「食いもんをケツに例えるな！まずくなるだろうが！！！」
「これは…イルカ先生自らを…今すぐ、た・べ・てっていう…！愛のメッセージですね…！！！」
「どこをどうとったらそうなるんだ！プレゼントはケーキだけだ！他のモノはやらん！ち、ちかよるな…！！！」
「うふふふふ…！イルカ先生の愛…！！！しっかり受け止めました…！」
「…なんでそこまで興奮してるのかしらんが、とにかく服を…ひっ！」
「クリーム…！イルカ先生にとっても良く似合いますね…！！！」
「待てこら駄犬！…俺は腹が減った！これの用意に手間取ってろくに飯食ってないんだぞ！生クリーム何個無駄にしたか…！なんでボロボロになったり固まらなかったり…！」
「はぁい！…も・ち・ろ・ん…！！！俺の特濃ミルクをたっぷり飲み込んでくださいね…！！！上のお口でもいいけど…！勿論下のお口からも…！！！」
「そ、そんなもん栄養になるか！無駄に濃いからって…！」
「はぁい！あーん！」
「んんー！？むぐ…！？…な、何を飲ませた…！？大体今のあーんとかいいながら、何でキキキ…キスなんか…！」
「ステキなお薬です！」
「ちっ…！」
「あ、もう吐いても無駄ですよー！即効性です！！！」
「なんてことしやがる…！？くそ…っ！…痺れとかは特にないが…！？」
「ああんもう！愛する俺の永遠の伴侶…！魂の片割れ、イルカ先生に、そんな危ない物飲ませませんよー！！！…プレイじゃなければ！」
「最後のはなんだー！？びた一文安心できん！…一体ナニ飲ませやがった…！？」
「ど・こ・も・か・し・こ・も…！！！元気になっちゃうお薬です！！！朝まで所か永遠に離れたくない…！！！」
「！？…う、あ…！なんで……！」
「とろっとろのイルカ先生…！ケーキよりずっとずっとおいしそうです…！！！も、もう我慢が…！！！」
「貴様が、我慢なんか…できたことないだろうが…っ！さわ、るな…っ！」
「ああ…潤んだ瞳…！掠れた声…！赤く染まって蕩けた身体…！！！何処もかしこもサイコーです！！！」
「知るか…！くっ…ん…っ！」
「ステキな誕生日プレゼント…ありがとうございます！！！さあ、今すぐ溶け合いましょうね…！！！」
「あぁ…！くっそ…！逃げ切れると思ったのに…！」
「今日こそ…の、乗ってもらって…！！！」

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変態さんに二度と同じ手は通じないという話！
念願の誕生日プレゼントをゲットした変態さんはつやっつやになることでしょう！！！
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