早朝の攻防戦(適当)


「あー…行かなきゃ」
「あれ?もうそんな時間?」
「そんな時間ですよ。外も大分明るいし…離して下さい」
「やーだなー?」
「だだこねない!」
「だって、今日…」
「アナタの任務と同じでしょうが。俺にも仕事が…」
「でも、離れたくない。もうちょっとだけ、だめ?」
「う…っ!…だ・め・です!」
「ちぇー?」
「今あんた幻術かけようとしただろ!」
「…ちょっとだけならいいかなーって」
「いい訳あるか!風呂入んなきゃ…。…っ」
「無理しちゃダメでしょー?」
「無理させたのはどっちだ!いいからアンタは寝てろ!あんまり寝汚いならたたき起こすけど…今日休みでしょう?」
「ま、ね」
「ならしっかり寝てなさい。そんな青白い顔して…」
「白いのは元々ですよーだ。あんまり日の光の下って出ないしねぇ?」
「…そうですね」
「あーあ。折角のお休みなのになー?一人で留守番かー?さーみーしーいーなー?」
「ああもう!黙って寝てろ!」
「ちぇっ」
「…風呂入ってきます。仕度でちょっと五月蝿くするけど我慢してください」
「ん。でも」
「うわっ!降ろせ!」
「ヤダ」
「嬉しそうに言うな!なんてことするんだ!」
「いいじゃない。ちょっとだけ。出かけるんでしょ?」
「…しませんよ?これ以上したら腎虚で…」
「それはどうかなー?」
「…っ!くっ!降ろさないなら…!」
「なぁに?術?」
「…っ!?使えない!?」
「さっきちょっとだけねー?お風呂くらいならいいよね!」
「良くない!遅刻したらどうするんだ!」
「俺が送ってってあげるから。ね?」
「…ぅぅぅぅぅ…!かわいい顔すりゃ何でも許されると思うなよ…!」
「あはは!だいじょーぶ。…こんなことするのイルカ先生だけだから」
「く…っ!いいか!風呂だけだ!他には付き合いませんからね!」
「んー?そうねぇ?…早く帰ってきたくなるおまじないくらいかなー?」
「…な、なにを…!?」
「さあ?…お風呂、入ろ?きれいにしたげる」
「はぁ…。でも一応主任には帰って来たって言ってあるから…しょうがないのか…」
「…さぁて。なにしちゃおうかなー?」
「するなっていってるだろー!」
「ふふー!…帰ってきたら、ずぅっと一緒にいてくれる?」
「ずっともなにも…ここは俺んちでしょうが!」
「仕事、持って帰ってきたりするんなら…もっとすごいことしちゃおうかなー?」
「くっ!?な、何言ってんですかー!?」
「…約束して?」
「…そんなの…!」
「ダメ?…ねぇ。イイ子で待ってるから」
「約束は!しません!…できるだけ努力するから!さっさと離せ!」
「ちぇー?けちー。…ま、いいや。帰ってきてくれるんならちょこっとにしとこうっと」
「へ?わっ!こら!はなせ!」
「後でねー?」
「降ろせー!」


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適当ー!
いちゃいちゃバカップル的な何か。…寒いのでベタベタくっ付いてるのが書きたくなったのだろうか…。
ではではー!なにかしらつっこみだのご感想だの御気軽にどうぞー!

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